酒中真あり
「生酔い本性たがわず」という言い回しがあります。「本性たがわず」のほうは、「本性は隠そうとしてもバレる」、という意味のはずです。
「生酔い」というのは、「本格的でない酔い」、つまり、「生煮え」「生乾き」と同じような意味かと思っていましたら、違うんだそうですね。むしろ、「泥酔」に近い意味だといいます。どこで読んだか忘れてしまいましたが。
「酔っ払うと、その人の本当のところが出てしまう」ということでした。ヒヤヒヤ。たしかに、中途半端に酔っても、隠したいことは隠すことができるかもしれない。
ラテン語にも、 in vino veritas (イン ヴィーノ ヴェリタス)という言葉があるそうです。「酒中真あり」と訳されると思います。「酒の席では本音が出る」というほどの意味でしょうね。
昔ほど「生酔い」状態におちいらなくなった(そうなるほど飲めなくなった)ので、こんなことを思い出しています。