前方後円墳 | パパ・パパゲーノ

前方後円墳

 仁徳天皇陵は大阪・堺市にあるのですね。学生時代にいちど遠くから見たことがあったような記憶があります。日本史の教科書に「前方後円墳」として出てきました。全長約486m、高さ約35m、総面積約46.5haもある、ものすごく大きなお墓です。


 このくらいの土地をもつ人はいくらでもいそうです。もしその人が、自分のお墓を前方後円墳に造ってくれと、お金と一緒に遺言を残した場合、そういうお墓を造ることは可能だろうか、という疑問が生じました。


 たまたま、NHKテレビで、墓石と、その値段を放送していたのを見ていて、そんな馬鹿なことを考えたのです。


 墓石というのは、高いものは目の玉が飛び出るほど高い。生きている頃の権勢を石の値段で誇ってやろうとする人は後を絶たないようですし、そこに付け入って(だと思いたい)、うまいショーバイをする商人もなくなりそうもない様子です。


 死者をおそれる気持は、「恐れ」にしても「畏れ」にしても、人間ができてからずっとつながっていますから、墓を大事にすること自体に否やはないのですが、そんなに高価なものである必要もないか、と、あっても買えないけれど思ってみたりしています。甕棺(かめかん)というのに入るのも悪くないし、などと、ちょっと先走り(のはず)ですが、バチあたりを口走ってみました。