朝青龍
モンゴルへ帰ってしまった横綱について、もともと、足りないかもしれない品格を親方が責任をもって持たせる、というような条件で横綱にしたのではなかったでしょうか?
今頃になって、わがままをとがめても遅いような気がします。ひとり横綱を長いこと張ってきたのですから、大目に見てやってもよいようにも思います。
テレビ局が団体でウランバートルまで取材に出かけるお金があるのですから、なぜ、1局くらい、モンゴル語をきちんと話せる日本人を雇ってインタビューしないのか不思議です。
東京外国語大学には昔からモンゴル科がありましたし、卒業生もたくさんいるはずです。
私がプロデューサーなら、田中克彦先生のところにお願いにいくところです。そのくらいは、かしこいTV局は考えてはいるのでしょうけれど。
モンゴル語で聞けば、横綱だって自分のことばで言い分を語ることができるではないかと思いながら、見たくもない仏頂面を何度も見せられました。
せっかくこんなに面白い国技なのだから、相撲協会の知恵者に知恵をしぼってもらいたい、と思います。