ジョン・ハンコック | パパ・パパゲーノ

ジョン・ハンコック

 ボストンのランド・マークは、ひと目で「ジョン・ハンコック・コンフェレンス・センター」であることが分かります。どこからでもこのノッポ・ビルが見えるからです。



チャールズ川対岸から見た光景。左の高い建物がハンコック・タワーです。「ジョン・ハンコック保険会社」のビルだと思います。シカゴにある同社のタワーはアメリカ一(?)高いビルとして有名なはずです。



これは、隣の「トリニティ教会」の前の広場からタワーを撮影したもの。天気がよかったので、ビルの窓に映る空の青さが印象的です。市内には18世紀にできたらしい教会があちこちにありました。近代的なビルディングとのコントラストが面白い。


 さて、ジョン・ハンコックです。1737年に生まれ93年に亡くなったこの人は、アメリカの独立宣言(1776年)に最初に署名した人で、マサチューセッツ州の最初の知事でもあるそうです。アメリカ史に必ず出てくる人名です。保険会社の名前は、この、建国の父のひとりにあやかったものでしょう。


 たしか、ボストン・レッドソックスのホーム・グラウンド「フェンウェイ・パーク」のスコア・ボードの上にも、John Hancock の文字が見えていました。保険会社のほうでしょうが。


 これで、このたびのニューヨーク・ボストン旅行日記をひとまず終わりにします。明日からまた、よしなしごとを綴ることになるでしょう。