アバウト・シュミット | パパ・パパゲーノ

アバウト・シュミット

 映画『アバウト・シュミット』は、ジャック・ニコルソン扮する主人公の定年退職の日の午後五時数分前から始まりました。
 

 口うるさい奥さんが、夫がやめてほどなく、心臓発作であっけなく死んでしまいます。ひとり暮らしがはじまる。
 

 トイレで小用を足そうとして便器に腰をおろします。一瞬ためらったのち、やおら立ち上がって向き直り、立って用をたしました。
アメリカの旦那も苦労しているのがかいまみえたシーンでした。