いち髪 | 夢は小説家ですと本気で宣ふブログ

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文章の世界に魅入られた小娘が、妄想を書籍化しようと奮闘する日記。

 

 いち髪

 

 固有名詞をタイトルにしてみた。愛用している洗い流さないタイプのトリートメントの名前である。

 さて、突然何を言い出すかと思っている方も多いだろうから弁解しておく。

 今日は、美容ブログだ。経緯を話そう。

 

 それは昨日のこと。幼馴染といったら私が引っ越したため相違があるかもしれないが昔馴染みと言えば正であり幼少期のころからの友達からラインのメッセージをもらったのだ。

「最近の食ブログ楽しく見ているよ」

 食ブログ。はて、食ブログ。はて。

 アラサー女子と謳ってはいるものの、このブログのスタート地点は小説家のたまごである佐々木あんのが羽化するまでの夢追いブログであり(その前身に飲食店店長ブログがあったのは知る人ぞ知る話である)、最近のテーマはオシャレ女子を目指す佐々木あんののエッセイ風ブログであるはずだ。

 ここで確認しておきたい。

 このブログは食ブログであるか。

 「NO」か「いいえ」で答えてほしい。真実はいつもひとつなのだ。

 

 そんな経緯を経て、今日は美容ブログなのである。あんのの女子力をとくとお披露目することとしよう。

 

 今年のテーマは「美しさ」である。美髪、美肌、美BODY。憧れのオシャレ女子を形容する言葉は美の一文字で事足りるということに気が付いた。

 ここでひとつずつ、私の美意識を確認していきたい。

 

 まずは、美髪だ。美しい髪。それは江戸時代の武家の女を理想とする。私は軽い歴女なのだ。武家の女は美しい黒髪を結い上げている、その瞳は強い意志を持ち家庭を守っている。玄関にて夫を出迎えるときには三つ指をつき「おかえりなさいまし」と頭を下げる。その髪は黒々と光を放ち、男の無骨な指をすり抜けるのだ。それが、理想。

 豊かな髪を手に入れるには、艶というキーワードが必須である。まずは根本的なところで髪を染めない。パーマをあてない。ブリーチをしないという、素髪であることを徹底している。それからブラッシングを施すこと。洗髪するときには地肌を傷つけず、しかしドライヤーをあてるときには髪の根元から乾かすこと。外出の時には、冒頭でいった洗い流さないタイプのトリートメントを施すのだ。何を隠そう、いち髪には椿油の成分が含まれているのだ。まさしく江戸好き女子の憧れである。

 

 次に、美肌である。美肌というものは特に難しい。私もあまり実施している美容が少ない部分である。まずは洗顔であるが、優しくこすらずマッサージしながら1分間は洗顔するということを実施している。なんでも汚れを浮かすには時間がかかるらしくサッと洗うのではいけないらしいのだ。これを1か月続けると肌は変わるらしいので実践している。それから化粧水はたっぷりと二回に分けて浸透させる。洗い立ての1回。それから、時間をおいての2回目だ。手をこすり合わせ温めてからハンドで浸透させている。身体には、イタリア製のBODYクリームを塗るようにしている。乾燥が気になるこの季節、乾燥対策は必要だ。それから香りはレモンを選んでいるのだが、これがまたいい。自分の肌からうっすらとレモンの香りがするというのはなんとも爽快感があるものである。こんなところか?

 

 最後に、美BODYだ。これまた難しい。ラスボスかもしれぬ。湯船につかるというのは積極的に実施している。湯船にはバブの入浴剤をいれ半身浴風に汗をかくというのは好きだ。それから、ダイエットというのも心がけている。暴食は避け、食べ過ぎた翌日はセーブする。それから毎日のように体重を測るのだ。この時期は鍋もいい。普段、摂取しにくい食物繊維を鍋で積極的に取り入れる。身体の繊維が入れ替わる心地がする。歩くときには足を上げることを意識して少し大股気味に歩く。姿勢を正し、ダラダラとは歩かない。階段を昇るときには一段飛ばして昇り、足を上げるということを積極的に行うのだ。

 

 ああ、こうしてまとめてみると日常生活のちょっとした工夫に美容は潜んでいることが実感できる。美容というやつはおそらく高い金を出さずとも、日常生活に隠れ潜んでいるのだ。それに目を向けることが大事かもしれぬ。

 美意識を高める。それは自己愛への近道であり、私のように若さ勝負ができなくなった女にも自信を見いだせる唯一の活路ともいえよう。

 「清く、正しく、美しく」というのは私の地元で有名な劇団のキャッチコピーであるが、まさしくそんな女になりたいと日々、努力を続けるのである。