初恋は一粒の種みたいだ。俺は花に詳しくないから、種をみただけではどんな花が咲くか分からない。クラスメートたちがどんどん種を芽吹かせていく中で俺の種は花を咲かせるという当たり前の役目すら忘れてしまったように芽を出さなかった。
どんな花を咲かせるのだろうか、始めのうちは期待して花の形を想像したり、つついてみたり話しかけたりしたものだ。反応を示さない種にいつしか関心はなくなって俺は胸の奥底に種をしまいこんだ。そんな種が、最近小さな芽を出した。気が付かないうちにひっそりと、しかし小さいながらに根を張って、地上に頭をだしている。オレにも初めての恋ってやつが訪れたんだ。
あまりにモノローグが多い文章は小説がかけないと思われるんだそうだ。携帯に残っていたログから引っ張ってきたが、きっと冒頭ねようなモノローグはポエミーだといわれるのだろう。
しかし会話の連続が小説でないことも確かで、とんでもないモノローグの連続でも読まれている作家がいる。
私は最近、気がついたことがある。ようはプロになってしまえば、モノローグが多かろうがなかろうが許されるのだ。くぐり抜けなければならない登竜門。ここでのふるい落としの先は多少なりともまた自分への自信が沸くのであろう。束の間のエンターテイメント。楽しい話が書きたい。