思い出話をいたしましょう。 | 夢は小説家ですと本気で宣ふブログ

夢は小説家ですと本気で宣ふブログ

文章の世界に魅入られた小娘が、妄想を書籍化しようと奮闘する日記。

 私が小説家になろうと決めたのは中学校1年生の時です。
 青い鳥文庫の「いちご」という本を読んだ時でした。火事のシーンがあって、メラメラと燃え上がる炎が見えるようでした。赤だけではなく、橙や黄色が交わって灼熱の温度を感じるようでした。別れがあって、切なくなって、初めて本を読んで泣きました。
 文章という世界は、紙に文字が映っているだけの世界です。教科書や新聞と一緒です。でも、小説には人物がいて、心情があって、出来事があります。私たちは、文字から様々なシーンを連想して頭の中で映像として再生するのです。

 思えば、私の文章生活というものは順風満帆に進み過ぎていたようです。高校生のころ、WEBでの創作小説大賞で最優秀賞を頂き、公募に出せば出版の話を頂きました。
 私は小説で成功することに疑問を抱きませんでしたし、自分はプロの作家になれると信じていました。ただ出版の話をさせて頂いた際、私は自分の書いた作品は同い年~大人に向けてをターゲット層にした考えさせる話として書きあげたつもりでしたが、出版社さんは「児童文学」で出版するつもりだとおっしゃいました。
 私はそれが嫌でした。
 しかも、出版とはいえ自費出版での提案です。
 私は学びます。
 「本を出す」という目標はお金があれば叶う。でも私が本当にしたいのは本を出版することではなくて、売れる作家になるということだと気が付きました。

 そうして、大学進学など考えていなかった高校3年生は突然にして大学進学を希望するのです。昭和女子大学短期大学部文化創造学科、来年なくなる学部だそうですが私はそこで文芸とパソコンと就職支援のプレゼンテーションや日本語学を学びました。

 就職を決めるころになって、もちろん私はフリーターをしながら公募して作家になろうと思っていました。でも、極度なヲタクな私です。夢のために漫画を我慢することはできなかったのです。だから就職しました。

 今、私が思うのは夢のために漫画を我慢することは余裕だという気付きです。だって後から読めるもの。今、やらなくても後でできるもの。
 でも、小説を書くのは今やりたいということです。

 だから会社を辞めました。

 そして今、書きたい話があります。私の構想段階だとめちゃくちゃ面白い話です。希望と夢と、大きな愛が詰まっています。私はこの話を秋口までに書き上げようと思っているのです。

 なれるかどうかじゃなくて、なるんです。私はそうやって生きていこうと思っています。