【専門家】という言葉がある。
ひとつのことを深く研究した人のことだ。
昨今の日本は、デジタル技術が飛躍的に進化して、なるほど技術のない素人がプロ顔向けの仕事ができるようになってきた。
パースがとれない人もソフトを使えばあっちゅう間にパースがひけるし、カメラ技術がない人も最新のカメラはピントを合わせてくれる。
もしかしたら専門家なんて人が必要なくなったのが昨今なのか?
それとも、専門家集団の協力により個人の力を凌駕するものを作りあげるのが昨今か。文章しか書けない人と絵しか描けない人が簡単に連絡が取り合えるようになって、タッグを組んで作品を作ることも多くなっていることだし。
私は専門家を目指すべきなのか、それとも必要ないのか。
しかしスペシャリストと呼ばれる存在に、なりたいのもまた事実だ。