みなさん、こんにちは!
近頃、子供の頃の思い出を文章にするのが面白いので、今回も子供の頃の話をしようと思います。
今は昔、私が幼稚園の年中さんの頃・・・
あら、今でも年中さんなんて言い方をするんでしょうか?
近頃は保育園に通うお子さんが多いので、幼稚園での言い方はあまり一般的ではないかもしれませんね。
一応、ご説明すると、3~4才が年少さん、4~5才が年中さん、5~6才が年長さんです。
今回の話は、年中さんの思い出なので5才になりたての頃のお話です。
幼稚園の秋の文化祭的な保護者家族も観に来る、毎年お決まりの行事での事でした。
私はこの時の出し物で突然、女優?としての初舞台に立つ事になりました。
どちらかと言えば、のんびりで大人しいタイプの私にいきなりの抜擢、大役です。
いったいどうした事か、降ってわいた突然の災難です!!
演目は「小人のくつやさん」
私の配役はくつやさんのおかみさん。ホントに何で?という感じでした。
童話に登場するおかみさんといえば、ご年配のシワシワのヨボヨボのブヨブヨというイメージです。
もしや女優魂を求められていたのでしょうか?
お姫様的な配役ならときめいたかもしれまが、ホントに意味が分かりません。
それに大人数で歌うとかなら分かりますが、お話の内容的に靴職人のご主人役と、おかみさん役だけの場面が多い演目です。
保護者ご家族の皆さんからしたら自分の子供以外に興味なんて無いでしょうに、よその子供に注目させられる時間があるんですよ。
いったい、どういった意図だったのでしょうか?ねぇ?
そんな私といえば、興味が無い事に関しては、ちっとも脳が活動しないので、ひたすら困った状態に陥っていました。
なんだか先生が必死でおっかないので、意味もわからず言われるがままでした。
多分セリフは一言二言ぐらいしか無かったんじゃと思いますが、そんなセリフもまったく覚える気も無く、というかそんな事が求められるとは微塵も思っていませんでした。
なので、何度かのリハーサルと本番では先生がタイミングを見計らって言うセリフをオウム返しに言うという状態でした。
そして今でも忘れはしない、その時の衣装。
舞台本番当日、準備の為に私に近づいてきた先生は、私の頭に濃いピンクのシワシワの紙を巻き付け始めました。
なにその変なの!と悲壮感に打ちひしがれながら固まっておりました。
配役がくつやのおかみさんなので、昔のヨーロッパの女性が頭にスカーフを巻いている的な事だったんだと思いますが、しかし思いっきり和風の顔立ちの5才児の頭部にピンクの紙。なんじゃそりゃです。
淡々とシワシワピンクを巻き付け、取れない様にきっちり留め付ける先生・・・
そして有無を言わさず、さっさと舞台に立てという威圧感。
なんと恐ろしい・・・
先生にしてみたら、見学に来ている保護者ご家族のみなさまの手前、なんとか無事に行事を終わらせたいという気持ちが先行してたんだと思いますが、子供には理不尽すぎます。
しかし、私と幼稚園の先生との関係性は、普段からご挨拶程度でたいした会話も無く、まさか泣いて甘えるとか抗議するなんていう状態でもない薄っぺらな間柄だったので、そんな事もせずでした。
その時の私の心境を言葉にするなら、「まぁ、こんなのはどいつもこいつも、心に残る思い出になるワケでもあるまいし、テキトーになんとか早く終われや」ってな所です。
ワリとすぐひらきなおる性格です。
実際、先生は、私のそんな性格を見抜いていたのかもしれません。
こだわりのある子供より扱いが楽だったのでしょう。

そうそう、もうひとつ思い出しました。
年は明け、翌年の一番寒い時期の頃でしょうか、室内用のトランポリンを園児数人で運んでいる時でした。
後ろ向きに進む私は、うっかりつまづき手を滑らせトランポリンの硬い鉄の足をタイミング悪く私のちいさな足の小指に直撃させてしまいました。そりゃもう激痛です。
トランポリンは子供用の小型サイズのものだったとは思いますが、乱暴に飛び跳ねても大丈夫な頑丈なつくりのものでした。真冬の冷たい足には痛すぎです。
もちろん裸足ではなく、よくあるタイプの上履きを履いていたので大事には至らずでしたが・・・

衝撃直後、すぐには声も出ないという感じでしたが、しばらくすると痛さにジワジワ泣けてきました。
しばらくシクシクと泣いていたら、いったい何に不満を持って泣いているのかと不振に思った先生がワケを訪ねてきました。
不満は無いので、答えませんでした。
なにせ、痛いだけですので。
私の足の小指の痛さと先生の疑問は無関係です。
しかし、いつの間にか原因究明のため、一緒にトランポリンを運んでいた数人の園児と先生2名が囲うイスに座らせられ、みなさまの視線にさらされた長い長い尋問が始まりました。
どんなに長い時間が費やされたでしょうか・・・
何が不満なのかという詰問には答えられません。何もありませんから。
先生方は原因と解決策をみつけられないようです。
徐々に痛さと涙がひいてきた私は、怒り混じりに困っている先生の事を気の毒にも思い始めていました。
あの時、いったい私はどうしたら良かったのでしょうか?
足の痛みで精神状態が万全で無い中、さらに困惑し混乱状態に陥っていきました。
そんな私の状態にとうとう諦めた様子の先生方は、解散を宣言されました。
やれやれ、ほっと一安心です。
まったく、こういうのを膠着状態って表現するんですよね。きっと・・・
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さて、今回は単純に子供の頃の記憶をなるべくそのまま表現してみました。
読み物として、ちょっとは面白いかもしれません。お楽しみいただければ幸いです。
一応、このブログは手作り系で、テキスタイルなんてのもやっていますので、もし良かったらのぞきに行ってみて下さいませな。
では、またね~