まだまだ記事にしたいことはたくさんあるのだけど。


花屋にとって1番の繁忙期である母の日が終わりました。

これまでオフィス街の店舗にいたのでそれほど母の日の受注はなかったのですが 

現在の店舗は地域密着の本店なので

それはもう老若男女たくさんのお客様がいらっしゃり

ごった返しました。


創業80年だけあって昔からのお客様も多いし、

地域柄個性的な若者も。

いつもは子どもたちの習い事の時間に間に合うように帰宅していましたが

仕事が終わらず先週だけは閉店まで仕事していました。

社員さんは11時ぐらいまで残業していたそうで。


みなさん、思い思いのお花を選んでいる様子を見て

それぞれのお母さんのストーリーがあるんだなぁと思いました。

お父さんがお子さんを連れていらっしゃる姿も多かったです。

私が花屋だから夫は私に花を贈ることはしなかったけど。

(こだわりがあるから贈りづらいと言っていました)


お花が好きなお客様には私も気持ちが入ってしまい、

少しサービスしてお作りしたり、ラッピングの色まで選んで頂いたりして

仕上がったブーケを見て喜んでくださるのが本当にうれしかったです。

ダイレクトにお客様の反応が見られるのがこの仕事の醍醐味なんです。



友人からのオーダーもたくさんいただいて

心を込めて作りました。


この仕事もあと少し。

技術職なのに薄給すぎて

長男のバイトの時給より安いという事実を知って愕然としましたが、

(利益率が悪すぎる!生花だけにロスが多い…)

何より好きな花に囲まれてお客様に喜んでもらえる仕事なので大好きでした。

ただ、夫が亡くなったことで

お給料だけでなく、その他の待遇も考えて

やはり転職を選びました。

またこの話はのちほど。