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新潮文庫 「ソロモンの偽証1」を 昨年から読み始めたのですが なぜか遅々としてすすまず いつものみゆき本ならスイスイゆくのですが、全6冊という前提に恐れなしたのか とうとう年も明け はや3月、それなら映画の方が早いわいと 公開初日 駆けつけてしまいました。 みゆきさん、ごめんなさい。

成島出監督作品。「ふしぎな岬のナントカ」という生温い小百合映画の後 心配しつつ。

1990年 クリスマスの朝、同級生の謎の転落死、殺人を目撃したという告発状、担任は、親は、学校は、マスコミは、友達は・・誰がどうしてというミステリーの枠を超えて 皆皆 大人も子供も 痛々しげ・・。

藤野涼子役に 藤野涼子さんが。1万人の応募から選ばれた主役、この娘 大丈夫かと思わせておいて 彼女の真摯な表情に いつの間にか圧倒されていて いやはや素晴らしい限り。彼女が 裁判を始める主になってゆくきっかけが なんともせつなく いじめを目撃しながら何もできない自分を責め 自死をこころみるあたり そして車にはねられ死んでゆく同級生の無念もまた。

後編・裁判は 4月11日公開。はやく観たい限りです。

映画版だけの 涼子大人に尾野マチさんが。黒木華さんが まぁそれっぽい担任の先生で。松重さんが 裁判起こす生徒の味方になって カッコよく辞表を胸に。

みゆきさんインタビューより。
実際 「七人の侍」みたいにしたかった。あるいは「大脱走」みたいに。
その雰囲気 すこしだけ映画で伝わりましたが。

2015.3.7 津 イオンシネマ ★★★★