
三重県下では 四日市109のみの上映、駆けつけました。
南アルプスの懐に抱かれた大鹿村、村歌舞伎の伝統続く 大鹿村、食堂「ディア・イーター」の主 風祭の善ちゃんが 原田芳雄さん、歌舞伎公演を5日後に控えた村に 18年前 幼馴染のオサムちゃんと 駆け落ちした妻の貴子さんが 帰ってきます。
「最近、記憶もなくて 駆け落ちしたことも忘れてんだ どうしようもなくて・・ごめん 善ちゃん だから 返す・・・」
とオサムちゃん。
岸部一徳さん!それはないんじゃぁ、というわけで ふたりは大ゲンカを。
認知症の貴子さん(大楠道代さん)は 時に無邪気に 時に正気を取戻し、善ちゃんも 戸惑うばかり。
そんなこんなで、歌舞伎の台詞をきちんと覚えていた 貴子さんを相手役に 善ちゃん主演の舞台が開幕します。
黒子に なんとオサムちゃんが。
原田さんの企画 阪本順治監督、昨年11月の2週間 大鹿村でオールロケが。
贅沢なほどのキャストが またうれしく、三国連太郎・佐藤浩市親子、松たか子、瑛太、石橋蓮司と 顔ぶれがまた豪華、原田芳雄さん追悼の意味でも この小品は心に残ります。
それにしても、原田さんの あっという間の死。映画では よく通る声に ハツラツの善ちゃん模様、テレビ「高校生レストラン」でも 最初の数回は ほんに元気な姿で。
遊びこころのあった あの独特の原田節は 永遠です。
2011.9.5 四日市109 ★★★★