オープニングでステージに駆け上がってきたのは、HKT48のメンバー21名。AKB48 プロジェクト第4弾として、福岡・博多に発足したHKT48は、平均年齢13.8歳という最年少グループとなる。
今回が初披露となるHKT48メンバーは、一人一人、「はい!」と高く右手を挙げてから自己紹介。初々しい姿に、会場からは温かな声援が送られた。AKB48 の「スカート、ひらり」を熱唱し、初舞台とは思えないほど堂々としたパフォーマンスを披露した。
そして、AKB48 メンバー16名が「会いたかった」を歌いながら登場すると、会場全体が揺れるような大歓声。メンバーとファンの「会いたかった」気持ちがシンクロしたかのように、会場のボルテージは最高潮に達した。
さらに、メンバーにムチャぶり指令企画を出していく「メンバーでもっとも○○なのはだれか」のトークコーナーへ。まずは「もっとも食欲旺盛なメンバー」に北原が選ばれた。北原は、「見事一番に輝けてうれしいです」と笑顔でコメント。一番好きな食べ物は「温泉卵」だそうで、「昨日も食べました。今日も帰ったら食べます」と見事な食欲旺盛ぶりを発揮した。また、「カメラ目線を送りそうなメンバー」に選ばれたのは、柏木。「フライングゲット」のサビを歌う部分で、指原から「こんな感じでやってる!」とオーバーに胸を前後する振り付けで、カメラに向かってウインクするアクションをまねされる。柏木は、否定するかと思いきや、指原が動いたとおりにカメラ目線でウインクして見せ、茶目っ気たっぷりにトークを盛り上げた。
最後、「誰かのために」をしっとりと聞かせた。この曲は、3月11日に起きた東日本大震災をきっかけに、「自分たちにできることからはじめていこう」とメンバーが立ち上げた「誰かのために」プロジェクトのテーマソングでもあり、メンバーの込められた思いの深さに、会場はいつまでも酔いしれていた。