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家族やパートナーとの対話で
注意したいこと
NGワード


精神的に問題を抱えている
家族の対応は
とても難しいものです

良かれと思って
話を聞いていても

イライラして
途中で口論になったり

相手の症状を
悪化させることになったりもします


不安症
自傷行為
摂食障害
うつ

これらの疾患には
家族との対話が
良い影響を与えることがわかっています


でも良い影響を与えるのは
正しいコミュニケーションを
取れたときにという意味です


まず
最初に相手に
「今話せるかな?」
と伺いを立てる


聞けない状況の人に
いくら物を申しても
伝わるわけがありませんよね

お腹が空いていたり
疲れていない

そしてなるべく
ネガティブになりやすい夜ではなく
明るい日中に話すのがいいです


家族やパートナーといえども
心をオープンにして
距離を縮めるのには
痛みが生じることもあります


だから
最初から一度で片づけようと
思わずに

ゆっくりと話してみて
少しずつお互いをわかりあう
そんな気持ちでトライしてみましょう


大切なのは

①話を遮らず、最後まで聞く


いくら筋が通っていなくても
相手が話したいだけ
相槌を打ちながら聞きます

支離滅裂でも
ほとんどの人が
回数を重ねるごとに
きちんとした話し合いが
できるようになります

話をきちんと聞いてくれると
心は開いていきますよ


②どうして?
なぜ?
と追い詰めない


出ない答えを無理やり
引き出してしまうと
せっかく開きかけた心の扉が
閉まってしまいます

質問は信頼関係が築けてから
追い詰めると良いことは
何もありません


③会話の着地点を決めない

今日はここまで話す!
これを聞き出す!

こんなふうに決めてしまうと
話し合いはうまくいかず
後には疲れだけが
残ってしまいます


そんなことならむしろ
中途半端に終わったほうが
余韻が残り
その後でいろいろ考えるものです


④正論で責めない

何を持って正論と言うのか
わかりかねますが

一般常識や思い込みを
ぶつけるのはやめましょう


相手にもあなたの知らない
考えや価値観があります

押し付けず
視野を広げるようにしてみましょう


⑤感情的にならない

感情的になって良い結果が出た
という話を私は知りません


感情的になっているときは
判断力が鈍っていたり
やけを起こしていたりします

頭に血がのぼったら
飲み物を飲んだり
その場から離れて
頭を冷やしましょう


⑥効果的な相槌を打つ

会話の途中で
「そうなんだね」
「そのときどう思ったの?」
などと相槌を入れることで

相手に興味、関心がある
話を真剣に聞いている
共感していると
意思表示することができます


このように、話を聞くことで
思い込みや誤解が溶けたり
心の距離を近づけることが
できるようになります


そうすることで
信頼感と安心感が増し
家庭や二人の関係は
安全基地になるのです


そうなれば
間違いなく精神疾患にも
良い影響を及ぼします


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