毎度ご無沙汰しています。なんだかあまりにもインターバルが空くと、書くこと自体恥ずいですね〜。😓
若干のブログ倦怠期と言いますか、書きたいという気持ちが出てくるまで待ってたら、夏もすっかり終わってしまってました💦。もうすっかり秋、でも今年はリアル秋が存在する?いつもの年は夏が終わったら、おーい秋はどこに行ったんだ〜みたいに、初秋は一瞬で、あっという間に寒くなり晩秋、冬という流れだった様な気がするので、、まあそういう意味では秋好きなので、嬉しいんですけどね。栗焼き芋紅葉

エディ・ヴァンヘイレンが亡くなり、色んな方のブログを拝見、読ませてもらって、今更ながら凄いギタリストだったんだなぁ、と感心してます。実は全くタイプ外のサウンドだったし、有名な曲くらいしか知らなかったのですが、(*オットがLPレコード数枚と、ベスト盤CDを持ってることすら気付かず、知らず。ショック)おお、あるわーと思ってなんと今頃結構ハマってます笑。ああ確かにコレはコンサートで盛り上がるわね。特に車で聴くと最高❗️(もの凄いテクニック云々については、詳しいブロガーさん達に丸投げ)(ノ´・ω・)ノポ-ン⚾︎(笑)
しかし若い頃のエディ、無茶苦茶可愛い(ギターじゃなくそっちかっ😂)、何ですかこの笑顔!ラブ
なんとなくこの人に似てませんか?、なんとなく、ですよ笑笑(*レッド・ウォーリアーズはちょっと昔好きでした😁)
  
もう二枚!
  

なんだか一人で、うわー似てる〜と思ってつい盛り上がってしまってます、、という事で、変なとこに反応してしまい、ファンの皆さんごめんなさい。全然ヴァンヘイレンのブログには今回なりませんのであしからず。( ̄▽ ̄)

近況報告?はコレくらいで、今日はちょっとこの人の事書こうかなっと。角田光代さん、言わずと知れた人気作家ですね、この人は忌野清志郎ファンとして有名でして。でもそれだけじゃなく、太宰治好きでもあるんですね、それから何とアリス・マンローの書評も書いてるし、まだもう一人!佐野洋子さん好きだってこともわかりました。佐野洋子エッセイ本、もう一時期中毒になる程読んだんですよね〜あの歯に衣着せぬ物言い。一度ハマるともうクセになるんですわ、コレが。これだけ好みが一致してると勝手に親近感を持つのが私の常でして。全く独りよがりも甚だしいんだけど(^◇^;)
とまあそんな訳で今回読んだ本がこちら。表紙は佐野洋子さん作の絵。



角田さんは小学校に上がり、読み書きができる様になった頃からほぼ同時に、作文が得意になったのだそう。
それ以来書くことに夢中になり、作家になる決意をし、実際に作家になってしまったって人です。しかし小学校高学年になると、国語以外の科目に全く興味を持てず、殆どの勉強がわからなくなり、先生からしょっちゅう廊下に出されていたらしい。(><)それにしても、、廊下に立ってなさーいって、昔の学園ドラマみたい。今でもこういうパニッシュメントあるんでしょうか?笑

私自身もそれほど極端ではないにしろ、ある科目は好きでそこは頑張れるんだけど、興味の持てない勉強は確かに苦痛でしたねぇ。まあ受験も有り、なんとかそれ用に勉強はしたものの、元々興味ないから卒業したらもうすっぽり抜けてナッシング〜笑。今でも時々自分の常識のなさに悲しくなる時が笑。
私がある種の芸術家が好きなのは、そういう好きなことにしか邁進できないナイーブさに、ちょっと自分をオーバーラップさせているのかもニヤニヤ

そして、何と言っても嬉しい共通項が「キヨシロー好き。」いやぁ、もうこの人が、彼が亡くなった時に書いた新聞の追悼文、コレにもう私は惚れ惚れしましたよ。ああ言いたいことこの人がぜーんぶ言ってくれたわ、と。その後角田さんに一気に興味が湧き、何冊か著作も読みました。中でも「対岸の彼女」とか「森に眠る魚」とかが印象に残ってますね、面白かった!


(キヨシローの著書を手にする角田光代さん。)

今回読んだのはエッセイ集です。うーん、こんな風に日々の暮らしの何気ない出来事や思いをうまく表現し、読ませる文章を書ける人って、心底羨ましい。
書く行為って、一種のカタルシス行為じゃないですか。
だから殆どの人にある意味必要じゃないかって、思うんですね。で言いたいことを上手く書き切れたらやっぱり、ものすごくスッキリするし、それはもう日々のアウトレットになって、さあ明日も頑張るよん、ってなるんじゃないでしょうか。一般の人にはブログってその最たるツールじゃないかと。まあ私いまだにこのツールを活かし切れてませんがww

私とRCサクセションの出会いは、その昔友人の友人がバンドを組んでいて、RCのコピーやR&B、ソウルミュージック、時々ストーンズなんかの、それまであまり馴染みのなかった音を彼らが演ってた事から始まりました。もうすっかりそうした彼らの言う「黒っぽい」サウンドにbewitched and brainwashed,笑。
でも正直RCを初めてテレビで見たときは、印象悪かったんですよね、
何?このいろものバンドは、みたいな。曲もあまり(今でも)それほど好きじゃない「ステップ」だったし。パンク崩れな化粧も似合ってないな、と、実は一瞬にして拒絶反応したのを今でもよく覚えてます笑。

  

しかししかし、第一印象というものは変わるものなのですよ。嫌いな人をなぜか好きになってしまってた、って事だって、ほら世間では時にあるでしょう?もうソレですよ、ソレ笑。
キヨシローの声と歌詞は心に刺さる、魂に触れる、そして体に染みついて離れない。もうこれに尽きるんです。こういう感覚を持てた日本のロッカーは、私にとってきっと忌野清志郎だけ。
角田さんもこのエッセイ本の中でキヨシローの事を、ほぼ同様に語ってくれてます。「十代の私が彼の言葉と声とメロディに、ひょいとつかまってしまった様に、私も小説で誰かをつかまえたかった」どんな作家になりたいかと訊かれるたび、忌野清志郎の様になりたい、と答えていたとか!もうコレって名言じゃない?嬉しすぎる〜アップ

とは言っても、90年頃にRCが活動休止して以来、コンスタントにキヨシローを追う事をやめてしまった私と違って、角田さんはそれ以降もずっと、おそらく亡くなるまで彼の音楽を聴き続けた様なので、私なんかよりももっとずっと、筋金入りの彼のファンなんですけどね。
それでも私もいまだに時折無性に彼の音楽を聴きたくなり、聴き出したらもうしばらく止まらないんです、うーん、この魅力は一体何なんでしょうか?

今回この本を読んだことがきっかけで勿論再度、何曲か聴きましたよ〜。そして今日紹介したい曲には、素敵なエピソードもあることがわかったんです!RCとしての活動休止後何年も経って作られた「激しい雨」。♪RCサクセションが聴こえるぅー♬という歌詞が印象に残ってますが、これは盟友チャボこと仲井戸麗市が、ニール・ヤングのソロアルバム「Silver and Gold 」の「Buffalo Springfield again」という曲に触発されて作ったんだとか。

このニール・ヤングの曲は、様々なバンド遍歴のある彼のバンドの中の一つ、「バッファロー・スプリングフィールド」を懐かしんで作った曲。きっとチャボにとってのRCサクセションへの想いが、ピタッとこの曲の歌詞と重なったのかな、、ちょっとホロっと来たエピソードでしたね、。

ではこの曲、2006年、キヨシローがリスペクトしてやまないオーティス・レディングと活動を共にしたスティーブ・クロッパープロデュースで、ナッシュビルにて録音され、もうこの場にいられて嬉しい、なキヨシローの気持ちがこちらにまで伝わるヴァージョンを、、、と思ったんですが、が、が、笑、やはり盟友チャボやホーンセクション担当の生向委(生活向上委員会の略、笑)と一緒のキヨシローも、捨て難い。ということでなんと両方アップしますので、お好きな方を聴いて下さい笑。
アイデアの元になったニール・ヤングの曲も素晴らしいので一緒に合わせて。
(そして実にこの2006年、ナッシュビルでのレコーディングのすぐ後、キヨシローは癌の闘病の為入院したんですよね、、涙)








(何と、ミックとのトゥーショット、きゃぁ〜!(≧∇≦))

久々の更新で長くなってしまいました(と言ってもいつものことか笑)、全部読んでくださった方、嬉しいです、有難うございます!😍