昨日、9週0日でクリニックを卒業してきました。
9週を越えられない私は、これまで卒業を延長してもらってきましたが、ついに卒業する日が来てしましました。
最後には先生に握手をしていただきました。
先生は「いや〜ドキドキするなぁ」と言いながらとっても丁寧に5分くらい?エコーをして、なんと、11枚もエコー写真をくださいました。
エコーでは心臓や手足だけではなく、指とか、動く足とか、おしりとか、背骨とか、こまかいところまで解説してくれました。
これはもう、立派なTender Loving Careですね。
2回流産して怖かったのは私と夫だけではありませんでした。
今回は先生に何回も「俺も怖いよ〜」と言われました。
それでも、先生は人生の先輩として私たちに箴言を与え、毎回私たちを笑わせようとジョークやダジャレやなぞなぞをだしてくれました。
これは正に恐怖に向き合う人間と人間のギリギリのコミュニケーションだったと思います。
アスペルガーの夫にはそういった先生の細やかな気遣いは理解できず、心配な気持ちを100パーセント顔に出して、ますます先生が夫を笑わせようと奮闘する、という堂々巡りでした。
昨日の最後の診察時には、「毎回心配そうな顔をする夫を励ますのが大変だったよ」と言われました。
昨日も先生がゆっくりエコーしながら解説してくれているのに、「大きさ、何センチですか?」、「そんなに長くエコーして大丈夫ですか?」とか言い出す始末
流石に嫌気が指して、エコーされながら、「先生の邪魔するな
」と言ってしまいました。
世の奥様方が読んだら、「発達障害の夫で大変そう、可哀想」と憐れまれたり、同情されたりしそうですが、それでも夫は2回の流産で大きく成長しましたし、私自身も成長できたと思います。
今回は移植当日の凍結胚盤胞の融解を待っている時に喧嘩したきり、移植後は一度も喧嘩をしませんでした。
夫は買い物、掃除、洗濯など家のことを積極的にやってくれて、診察には全部ついてきてくれました。
寝る時間になると、加湿器の水を毎日入れかえて、エアコンをかけて部屋を暖めてくれました。
私の喘息が発症しないように、出勤前に床を片付けてルーロ(ロボット掃除機)を稼働させ、マンションのフィルターやエアコンのフィルターの掃除を頻繁にしてくれました。
会社にも何回も迎えにきてくれました。
私の「無事に出産するまでアイスクリームを食べない」という願掛けにも付き合ってくれています。
たくさん我慢してくれているんだと思います。
夫は、ひとりでは妊娠に立ち向かえないことを理解してくれました。
私は夫の謎の行動の裏には真心があることに気づきました。
お互いにイライラすることはこれからも確実にありますが、2人の子供たちが命がけで教えてくれたことを思い出して、生きていきたいと思います。
私たち夫婦の人生は順調にいかないのが常なので、この先もまた流産するかもしれないし、前置胎盤になるかもしれないし、早期胎盤剥離が起こるかもしれないし、死産になるかもしれないし、SIDSを経験するかもしれません。
生まれてきた子供が発達障害(自閉症スペクトラム)かもしれません。
私のようにメンタルの弱い子かもしれません。
それでも夫と助け合いながら生きていきたいと思っています。
今はただ、今お腹の中で頑張ってくれている子供が順調に成長することを祈るだけです。
1日1日、乗り越えていきます。
その結果として、40週を迎えたいです。