菅総理は、不妊治療を保険の対象にするとおっしゃっていますね。
私も自由診療に苦しんで、たくさんのお金を不妊治療に投下してきました。
2人目…ってなったら、またたくさんのお金がかかります。
それでも、私は何でもかんでも保険適用にすればいいと言うことではないと考えています。
「そりゃ、あんたは1人産んでるからな」というコメントが飛んできそうですが、もし、産めていなかったとしても、考えはそう変わらないと思います。
この国に有り余るほどのお金があるのなら、全て保険適用にすればいいですが、そうではない。
むしろ借金まみれ。
ブログを見ていると、不妊治療をしている人の背景は様々です。
若い頃から治療をしていても授かれない人、原因が加齢以外の人、そういう人には税金を投下するべき(保険適用すべき)だと思います。
でも、アラフォーになるまで好き放題してきて、子供が欲しいから不妊治療というのは違うんじゃないですか?
仕事も恋愛も遊びも存分楽しんで、そろそろ子供がほしい。
でも授からない。
加齢の問題がなければ0円で授かれたのに、加齢の影響で授かれないから税金で治療させて、っていうのは違うと思います。
自己責任ですよ。
年齢制限をしなかったら、「高齢になっても不妊治療すればいいや」ってなって、出産する年齢はどんどん上がって、ますます少子化になり、不妊治療費に充てる税金がかかるばかりです。
その税金、誰が払ったものですか?
そして、国の借金は減りにに減ってしまった今の子供たちが返していくんですよ?
大儲けした医療機関が税金としてたくさん納めてくれればいいですが、それで補填できるんですかね?
私はそういう方面は明るくないので、分かりません。
少子化を本気で考えるなら、私は産める人にたくさん産んでもらうこと、若いうちに妊娠できる枠組みを作ることが大切だと思います。
私みたいなポンコツボディの持ち主にお金を投下してもらってもせいぜい2人しか産めませんから。
どんな制度がいいのか、については色々と考えてはいるのですが、長くなるので別の記事で書きたいです。
そして、子供は早く産まなきゃならないことをちゃんと子供たちに教育する。
実はこれが一番大切だと思います。
日本は性教育で避妊のことばかり教えていて、卵子の老化のことを教えていない。
ちゃんと、教えなきゃ。
閉経まで産めるわけじゃないよ?
精子の質だって重要で、妊娠出産は女性だけの問題じゃないよ?
不妊治療を保険適用するなら、年齢や所得で区切るべきだと思います。
この国は高齢者ばかり手厚い政治をしていますから、我々世代にも税金を投下して欲しいという気持ちはわからなくはないです。
貯金が1億円以上ある高齢者がゴロゴロしているのに、今日食べるものにも困って、子供食堂の力が必要な現役世代の家庭があるというのは、確かにおかしいですよ、不均衡ですよ。
しかし、なんでも国におんぶに抱っこしてもらって生きていくなんて私は嫌です。
私は決して裕福ではありませんが、それでも筋を通して、果たすべき責任は果たして生きていきたいですね。
やっぱりただのあまのじゃくかもしれませんね。