一人自宅で飲む酒は | ANNEX・千夜一酒館

一人自宅で飲む酒は

一人自宅で飲む酒は、うまい。

居酒屋で仲間達と飲むのを「なりわい」とする人々は、
確かにうらやましい。
うちの課長様のスケジュール帳は、連日飲み会の予定で真っ黒である。

しかしその分カネも使うし、気も遣う。
人間関係の達人でないと、飲み歩けないだろう。

自宅飲みはそんなしがらみはないが、孤独だ。
テレビを見ながら、本を読みながら、ネットを見ながら、
独り言をぶつぶつ言いながら、グラスをあける。

その代わり何でも飲める。好きなだけ飲める。
居酒屋はたいがい「日本酒」「ビール」「焼酎」くらいしかないが
(養老乃瀧はなんでもあるけどね)、
「酒集め」が趣味になると、たいがいの種類の酒はある。
高い酒がないだけで。(笑)
「リカール」「キルシュ」「ドランブイ」なんて、
居酒屋だと酔狂なところでもない限り置いてないだろう。

そんなお酒は「カクテルバー」にはあるかもしれないが、
なにしろああいうお店は敷居も高いし、
値段も高い。たいがいは素晴らしい額のチャージをお取りになる。

原材料の価格とかコストとか考えて呑むのもつまらないし、
サービスに対価として「喜捨」できるほどの金もない。
世のIT長者は銀座や六本木でもコストを考えてオーダーするのか、
それとも何も考えずにパッと使うのかは分からないケド。

自宅は何より無料で飲めるし、
酔ったらすぐに寝られる。(それが体に悪いのだけれども)

さて、今夜は何に乾杯しようかな。
今夜はこのアメブロを提供くださっているIT長者、
サイバーエージェントの藤田社長殿の新婚に乾杯!(完敗?)