セックス・オン・ザ・ビーチ | ANNEX・千夜一酒館

セックス・オン・ザ・ビーチ

エッチな名前のカクテルとしては
「オーガズム」と双璧を成す。
(次点は「ビトウィーンザシーツ」「スリッパリーニップル」あたりか)

映画「カクテル」で有名になったというこのカクテルだが、
名前に反して、ソフトドリンクを思わせるカジュアルな味わいだ。
いつかの飲み会で興味本位で注文して、
飲んでみたら意外とウマくて記憶に残っていた。

このカクテルは今のところこれという処方が決まっていないようだが、
今回は「リキュールでひけるカクテルの本」(成美堂出版)を参考に
下記の処方で作った。
 メロンリキュール 20ml
 フランボワーズリキュール 10ml
 ウォツカ 15ml
 パイナップルジュース 80ml
以上を氷を入れたグラスでステア。

作ってみると、本の写真のような淡いオレンジ色ではなく、
メロンリキュール(ミドリじゃなくてデカイパー…)の緑色が目立ってしまい、
ニンジャ・タートル」に似てしまった。

色はヘンになってしまったが、
メロン味とパイナップル味をフランボワーズが橋渡しし、
バランスの良い味になった。

このカクテルを作るために、
いちいちフランボワーズリキュール(ラ・カデット)と
パイナップルジュース(ジャスコのトップバリュ)を買ってきてまで
作ったが、その甲斐もあった。

別に浜辺の上でセックスしたいとは思わないが(だって見られるジャン)、
「セックス・オン・ザ・ビーチ」は何度でも飲んでみたいカクテルだ。