「今、こういう絵本の話が
進んでいるんです」

絵本作家、かめおかあきこさんと
たまたまご一緒したカフェで
そんな話を教えていただいたのが
数か月前のこと。

指折り数えて
楽しみに待っていた作品が
とうとう完成しました!

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今回ご紹介する絵本は、こちら。

かんばんのないコーヒーや
かめおかあきこ
ほるぷ出版



森の古本屋では
オオカミくんがサービスで
おいしいどんぐりコーヒーを
いれてくれます。


ある日、オオカミくんは

森の中で
どんぐりを焼く香りに
気がつきました。

その香りをたどっていくと
ある場所に
お客さんが入っていきます。

かんばんはありませんが
コーヒー屋のようです。

オオカミくんは
入ってみることにしました…


やわらかな森の風景のなかで

個性際立つ動物たちが
生き生きと活動しているように
感じるのは

コマ割りに吹きだしという
手法によって

表情の変化や
時間の経過が
丁寧に表現されているから。


1冊の中に
長く、濃密な時間が
凝縮されていて

物語の展開に
「えっ!」と驚き
鳥肌が立ちました。


このコーヒー屋さんは
日本のどこかに
実在しています。

作者のかめおかあきこさんは
実際にそのコーヒー屋を
訪れています。


*********

絵本にも出てくる
マスターブレンドを飲んだときは
思わず

「えええ!! 何これ!」

と、声と涙が出てしまいました

(『かんばんのないコーヒーや』作・
かめおかあきこさんインタビュー/
ほるぷ出版ウェブサイトより)


**********

そう語るほど、
コーヒーの味に感動し

マスターがコーヒーと向き合った
50数年の人生を知って

どうしても絵本にして
残しておきたい、と
思われたそうです。


この本に出てくる
エピソードの数々は
すべて実話。

登場人物を動物にして
森の中が舞台になっているほかは

作者による脚色は
ほとんどない、とのこと。


ドラマティックな展開の
ストーリーは

ドキュメンタリーとして
綴られても
読み応えのある作品に
なると思います。


ですが、私は、
この本を読んで

かめおかあきこさんが
「絵本」という形に
してくれたからこそ

マスターの生き方と、
どの時代にも通じる
大切なことが

幅広い世代に
伝わっていくように感じました。


ほるぷ出版のウェブサイトには
かめおかあきこさんによる
制作秘話が
インタビュー形式で掲載されています。
https://www.holp-pub.co.jp/news/n57398.html


香り高く、味わい深い
一杯のコーヒーのように

何度読み返しても発見がある
素晴らしい作品。

ぜひ、たくさんの方に
手に取っていただきたいです。


☆かめおかあきこInstagram
https://www.instagram.com/akikokameoka/

 

 

(作者の かめおかあきこさんと)
 

※モデルになった
マスターのコーヒー屋さんは、
お教えすることはできません。

申し訳ありませんが、
お問い合わせいただいても
お答えできませんので、
どうぞご了承ください。
(ほるぷ出版サイトより)

 

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