小学校の卒業文集に

「将来の夢」を書く欄があって

 

私は「相談員」と書いていました。

 

悩んでいたり困っていたりする人がいたら

話を聞いて相談にのる、というイメージです。

 

その想いはずっと持っていて

高校2年生で、大学受験の方向性を決めるときに

私は、隣県の大学の心理学科を希望したのですが

「あなたの成績では難しい」と言われたのと

自宅から通う必要があったのとで

地元の大学の、教育学部に入りました。

 

その後、教員生活が始まるわけですが

 

教員になってから10年ほどたって

私は働きながら大学院に行き、心理学を学ぶことになるのです。

そして、教員という立場で

相談の仕事に深く携わっていくことになります。

 

子どものころの夢が、叶っているなあ

 

そう思っていました。

 

 

ただ、

 

苦しかったのは

 

「教員として」の立場で相談を受けていたこと。

 

もちろん、その中で学んだこと

助けていただいたこと

運命を変えるような出会いなど

 

様々ありました。

 

でも

 

私自身の考えというよりも

「ここまでは言える」「ここから先は個人の見解は言えない」

そんなラインが、どうしてもあって

 

それが、自分の中でジレンマになっていたのです。

 

そして、目の前にいる人を

「助けなければいけない人」のように

見ている自分に気付いて

愕然としたこともありました。

 

 

ですから、

絵本キュレーターを名乗ってからも

私は、「1対1で話を聞くこと・話をすること」が好きなのに

なかなかセッションをやろう、という気持ちにはなれませんでした。

 

また以前のように

型にはまってしまうのではないか

制限が生まれてしまうのではないか

 

そんな怖さが、ずっとずっとあったのです。

 

 

そこから一歩踏み出す勇気をくれたのは

 

やはり、

私の目の前にある「絵本」でした

そして昨年、毎月のように行ってきた

「大人と絵本がつながる時間」に参加してくれた方々でした。

 

開いて読み始めると、

すうっとその中に入っていける

その日、そのときに心に響く場面や本は

自分の状態を映してくれている

また改めてその本を開くと

以前とは違う感覚に気づく

 

私が感じていたそれらのことを

参加者の方々からも口々に教えてもらい

 

この感覚を紹介したい

絵本を通して、感覚が開かれる体験を広めたい

 

自分の感覚に気付き、受けとめ

「自分が好き」になることで

自分自身の可能性の扉が開かれていく

 

それを私は、1対1で丁寧にやりたい

 

その想いがつのっていって

思い切って「個別セッション」を始めたのです。

 

これまで個別セッションを受けてくださった方々お一人お一人から

とてもあたたかい感想をいただきました。

「個別セッション 扉をひらく」と名前を変えてからは

対面セッションの後、1ヶ月間のフォローアップ期間を設けました。

その期間は私にとって

お一人お一人の気づきや想い、変化を一緒に体験し、喜び合うことができる

大事な時間になっています。

 

そして、その期間が終了してからも

いろいろな形でつながっている方が多くて

本当に嬉しくて、ありがたいと思っています。

 

私は、お一人お一人のお話を、ゆっくり聞くのが好きです。

そこから私が感じたことをお話しながら

一緒に考えていくのも好きです。

 

 


基本的には、山形県米沢市でセッションを行っています。

1ヶ月に数回、東京でも行います。

どちらも、私のオススメの大好きな場所で

ゆっくりと、お話をお伺いしています。

 

あなたのための絵本を心をこめて選び、

あなたの可能性の扉をひらくお手伝いをします。


☆個別セッション「扉をひらく」

 あなた自身の可能性の扉を

一緒にひらいていきましょう

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「心のエネルギーの絵本」とあなたをつなぎます

 

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