「ものを作り出す」人を、

私は心から尊敬していまして。


私が好きな世界の一つに

「陶芸」があります。


きっかけは、趣味で陶芸を始めた友人から、

陶芸の面白さを熱く熱く語られたこと


おもしろそうだな、と思って、

本屋さんで『やきもの入門』という本を買って読んだら



まあ~面白いこと♪


美術品が好きで、
歴史が好きで、
職人さんが好きな私に

ド・ストライク!の世界でした(≧▽≦)!



ただ、自分で作るという経験は

ずっと二の足を踏んでました。

ろくろもやってみたいけど、でもなあ・・・



ところが、以外なところから

憧れの「ろくろ」を体験する日がやってきました!


それは、


「味噌甕(みそがめ)を作って、味噌を仕込もう!」という企画。


まずは「味噌甕作り」。


私に教えてくれたのは、

山形県南陽市在住の陶芸家、

「樽見 浩(たるみ ひろし)」さん。
 ⇒https://www.facebook.com/hiroshi.tarumi.9?fref=ts



初めて会った樽見さんは、大きなクマさんみたいな、

やさしくてあったかいかたでした。


「ろくろで作ってみますか?」


いやいやいやいやいやいやいやいや、

そんな、味噌甕みたいな大きな物を作るなんて!それは無理!



「じゃあ、湯飲み茶わんは?」


あ、

それだったら私、

ぐい呑みを作りたいな(*´∀`*)



というわけで、お酒好きの私は


手のひらサイズの小さなぐい呑みをろくろで作り始めたわけですが・・・




わ、わ、わーーーー


これ、どうするの?


わ!崩れる!!


えええーーーっつ!!


せんせーーーい!!( ノД`)!!


てな感じで・・・

結局半分以上、樽見さんに作ってもらいました・・・


ろくろって、こんなに難しいんだ・・・


薄く作るって、こんなに技術がいるんだ・・・



それを、体験させてもらったおかげで


今まで当たり前のようにいただいていた

湯飲みや花器や酒器を作る友人が

そして、これまで

作陶展や美術館で作品を鑑賞してきた作家さんたちが


「マジですごい!!!」


と、心底思えるようになったのです。




そして、もう一つ私の心をとらえたのが



ろくろに向かっているときの、


樽見さんの、  目




私に作り方を教えたり、普通にお話ししているときは

ホントにやさしいクマちゃんみたいなんです。



ところが、


ひとたび、土をろくろにセットして回し始めると・・・



「ゾーン」に入ったように

目の輝きが変わります。



ひたすら、土に向かう



それは、土の塊から生まれたがっている形を


とことん聞いて、引き出すような



土と会話をしながら


自らの思いを土にのりうつらせるような



横で見ていても、思わず息をのむような迫力が感じられて・・・



かっこいい!!



物を作っている現場を見るのが、私は大好きなんですが


今回は特に、自分が少しだけ体験させてもらったからこそ、


その技術の高さを、

土に向き合う姿勢を


実感することができました。



私は今、樽見さんが作った抹茶茶碗がお気に入りで


出先のホテルで、それをつかってお茶を点てて飲んでます♪



いつか、樽見さんの窯に遊びに行きたいな~(*´∀`*)

 

 

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