6月も半ばを過ぎると
夕方から夜にかけて
カエルの鳴き声が聞こえてきます。

カエルが登場する物語は
世界中のあらゆる文化圏で
存在しているとか。

人間にとって身近な動物であり、
見た目がどこかユーモラスなカエルは
擬人化しやすいのかもしれませんね。

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今回ご紹介する絵本は、こちら。

2ひきのカエル そのぼうきれ、どうすんだ?
クリス・ウォーメル 作・絵
はたこうしろう 訳
徳間書店


森の大きな池の真ん中、
睡蓮の葉っぱの上で
2匹のカエルが休んでいた。

1匹が聞いた。
「なんでまた、そんな棒きれ抱えてるのさ」…

この質問に対して、
棒きれを抱えたカエルは

「犬をやっつけるため」と答えます。

この答えには
相手のカエルと同様、
読んでいる私たちにも「?」が浮かび

いやいや、そんなことないでしょう、

と、ツッコミたくなりまして。

それでも
棒きれの意味を自慢げに語るカエル。

その得意げな様子や
相手のカエルの戸惑いが

大きなサイズの画面で
生き生きと表現されています。

そして、物語は
予想外の展開に。
果たして棒きれは役に立つのか。

オチがついたと思ったら
ラストでさらに一ひねり。

あなたも
「そうきたか!」と
膝を打つかもしれませんよ。
 

 

 

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6月21日は、父の日。

小さい頃の私にとって、父親は
ちょっと怖くて
同時に頼りになる存在でした。

そんな父にも悩みがあるんだ、と
実感するようになったのは
社会人として働くように
なってからかもしれません。

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今回ご紹介する絵本は、こちら。

帰ってきたおとうさんはウルトラマン
作・絵 宮西達也
監修 円谷プロダクション
Gakken


お父さんはウルトラマン。
あの日、お父さんは戦っていた…


宮西達也さんの大人気シリーズ、
「ウルトラマン絵本」の中の1冊。

1作目の『おとうさんはウルトラマン』は
ウルトラマンの側から描かれていますが

この作品では
ウルトラマンも、バルタン星人も
お父さんです。

正義のヒーローで
強くて厳しいウルトラマン。

戦いに負けてばかりで
いろいろうまくいかない
バルタン星人。

二人には違っているところが
たくさんありますが、
共通しているのは

子どもを大切に思っていることです。

一口に「お父さん」と言っても
それぞれの個性や生き方があります。

この作品では
ウルトラマンとバルタン星人の
真逆の行動を描きつつ、

仕事や子育てに一生懸命だったり
うまくいったりいかなかったりする姿を
対比させながら

「お父さん」の姿を
様々な角度から見せてくれています。

子どもにとっての父親は
「社会」の象徴とも言われます。

その存在が、自分にとって
「目指すもの」であれ
「反面教師」であれ

あんなに大きく見えていた父親が
自分と同じ人間なんだ、と
思えるようになったとき

社会の中の自分自身を
意識できるようになるのかもしれません。

まだ父と会話をすることができる
今に、感謝。

 

 

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「ある」のが当たり前すぎて
普段は全く気にしていないものに
あえて注目してみると

ものすごく奥が深くて
おもしろくて、ワクワクする。

科学絵本のジャンルには
大人こそ楽しめる作品が
山ほどあります。

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今回ご紹介する絵本は、こちら。

ぐるぐるうずまき
三輪一雄 作絵
偕成社



ゾウは、鼻をぐるぐると
大木にまきつけて、持ちあげる。
ゾウの鼻は、ぐるぐるうずまきだ…

フサオマキザルのしっぽ
チョウやガの管状の口
ヒツジ(メリノ種)の角
アサガオのつる
ゼンマイの新芽 などなど

動物・植物を問わず、
生きものには
ぐるぐるうずまきがいっぱい!

そして実は
私たちの身の周りも
ぐるぐるうずまきだらけ。

これもだ。
あ、これも!?

次々に紹介される例を見ていると

模様はもちろん、
納豆をかき混ぜる
綿あめを作る、などの行動の中にも 
ぐるぐるうずまきがあって

どうしてここまで多いのか
不思議になるくらい。

そこから話は
どんどん壮大になっていくのですが

秀逸なのは最後のページ。

このページを開いた後に
きっとあなたも
〇〇を見つめることでしょう。

〇〇が何なのかは
ぜひ、本を開いて確かめてみてくださいね。

 

 

 

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