緑があふれる季節となりました。
春の初めの萌黄色もいいですが
濃い緑に包まれる山からは
力強さと安定感を感じます。
色彩心理学によると
緑には
「安らぎや落ち着き、平和」などの意味があり
リラックス効果や疲労回復効果が
あるとも言われています。
部屋の中に植物があるだけでも
ホッとできるかもしれませんね。
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今回ご紹介する絵本は、こちら。
『森の絵本 』
長田弘 作
荒井良二 絵
講談社

どこかでよぶ声がしました。
でも 見まわしても誰もいません。
すると
またよぶ声がしました。
今度はずっとすぐ近くです…
姿の見えない、その声は
「大事なもの」「大切なもの」を
探しにゆこう、と誘います。
水の輝き
花々の色
子どもたちの笑い声 など
一つひとつを
丁寧に感じたあと
声は
「森へゆこう」と言うのです。
緑の濃淡で表現された
静かで深い森の中。
ページをめくるたびに
森は少しずつ表情を変え
読み手は、森の豊かさに
包まれるような感覚になります。
日々の忙しさから少し立ち止まり
深く呼吸しながら
静けさを感じること
そんな時間の中で、人は
「大事なもの」
「大切なもの」を
思い出すのかもしれません。
詩人の長田弘さんと
荒井良二さんによるシリーズは
『森の絵本』
『水の絵本』
『空の絵本』の三部作。
ぜひ、合わせてご覧ください。
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