クリスマスといえば、
なんといってもサンタクロースですが
同時に「トナカイ」を
思い浮かべるかたも
多いことでしょう。
でも、
なぜトナカイなんだろう
と、思ったことはありませんか?
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今回ご紹介する絵本は、こちら。
『まほうのよるに』
マット・タバレス 作
まえざわあきえ 訳
世界文化社

みなさんは、
トナカイがサンタのそりを
ひいているのを知っていますか?
実は、ずっと昔は
シルバーベルという名前の馬が
たった一頭でそりをひいていました…
1822年、クレセント・ムーアが
子どもたちのために書いた物語詩
『セントニコラスの訪れ』が、
サンタクロースの元になった
お話といわれています。
サンタクロースは8頭立てのそりにのり
それを引っ張るのがトナカイたち。
8頭にはそれぞれ名前があり、
その中の1頭、「ダッシャー」が
この物語の主人公です。
ダッシャーたちトナカイの家族は
動物サーカスで暮らしていました。
トナカイはお客さんに大人気。
ダッシャーも人間の子どもたちがくるのを
楽しみにしているくらいです。
でも、ダッシャーは
「両親が生まれた北極に行ってみたい」と
ずっと思っていました。
ある晩のこと。
風が吹き荒れ、
囲いの出入り口が開いているのを見て
ダッシャーは囲いを飛び出します。
ですが北極星に向かって
いくら走っても
なかなか近づくことができません。
足をとめたときに聞こえてきたのは
馬とおじいさんの会話の声でした。
深い色合いの美しい絵と
大胆な画面構成で
トナカイがそりをひく始まりの物語が
ドラマチックに展開していきます。
自分の望みに向かって
一歩踏み出すダッシャーの姿にも
勇気づけられます。
さまざまな言語に翻訳され
全世界で35万部のベストセラー。
クリスマス絵本の新定番、とも
言えるかもしれませんね。
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