言っちゃっていいんですかね。
愚痴って誰も幸せにしませんよね。
だから自分できちんと抱えるものだと思っています。
だって私、ホントは生きていたくないんです。
生きているのが嫌で嫌で仕方がないのです。
脳出血から15年。
半身麻痺と生き甲斐のなさと闘いつつどうにか生きてきました。
56才の働き盛りに倒れて、アラ古希も、十分生きました。
十分頑張ったと思っています。
麻痺はあっても、痛みのないことどうにか動けることを幸いと思ってきました。
しかし最近、朝起きると腰から脚にかけて、ビーンと痛みが走り、
脚はつっぱり、トイレまで歩けるのか?という状況です。
何くそとどうにか伝い歩いているのですが、
いつか歩けなくなるのではとの恐怖が襲います。
トイレに座るといつまでも座っていて、そのまま眠ってってしまいそうになっていて、私は何をしているんだろうと思います。
座れば座ったで立ち上がるのが大変なのです。
また、大丈夫立ち上がれるはずと気合を入れなおして立ち上がります。
一事が万事この状況で、身体を動かすのが大変なのです。
こんな状況は一緒に暮らしている家族も知りません。
私は愚痴りませんから・・。
死にたいって言ったってどうにもなりませんから。
痛いって誰かに言っても何の役にも立ちませんから。
私の痛みの状況は、痙性麻痺というらしいです。
リハビリの先生には歩かないから腰痛が起きると言われています。
「ちゃんとストレッチしなさい」とも・・・。
でも、「痛くて歩けない」と。今日もリハビリをさぼりました。
怠け者の私には、毎日コツコツのストレッチが性に合わなくてできません。
結局、愚痴の対象は自分自身でしかありません。
愚痴ってても仕方ないので、エイヤで、映画を観に行きました。
大好きな映画を観るためならば、みっともない体を引きずってでも少しは歩くんです。休んだリハビリの代わりに、映画館内を歩きました。
来週はリハビリを休まずに行こうと思います。
痛くても週2回は苦手なストレッチの時間が取れますから・・。
今月20日から青春18きっぷが使えるようになります。
大好きな電車に乗って、どこへ行こうか?
車窓旅でリハビリに出よう。
電車の乗り継ぎにはね、ホームを歩かなくてはいけないんです。
生きてる限り、動かし続けて行かねばならない体なのですから。
好きなことをして体を動かしていこう。
痛かろうが、どんなに時間がかかろうが、まだ体が動いてくれることに感謝しよう。
今日は愚痴らせてくれてありがとう。
せめて、と私は思うのです。
94才のばあちゃんと、高次脳機能障害になったツレを私の肩から
下ろさせてくださいませんか。と。
ホントの愚痴はこっちかもです。
でも下せないのです。彼らも生きているから・・・。
足腰が痛くて、突っ張って歩きにくくて、リハビリも休んでゴロゴロ過ごすことが多いくせに、
私はいまだに強い母を演じて、息子家族を安心させようと自分をごまかし続けて生きているから辛いのです。
映画を観に行く母を、彼らは母は元気と思ってみていてくれるから・・。
笑顔で好きなことしている母でいたい私です。
だからです。
愚痴っていられないのです。