只今午前5時、早起こしたわけではありません。今日も喘息がひどくてベットに横になれず、眠れずに起きているのです。もう二日目です。さてこれからどうなるのやら、もう長生きできない気がしています。

それはそれでいいのですが、このまま逝ってしまうと同居の子供たちに、とりわけお嫁さんに迷惑をかけてしまいます。

ツレのことやら、94才のばあちゃんのことやら、私が抱え込んでいるものが多すぎるのです。

せめて部屋を片付けて、大事なものと、どう処分してもいい物とを整理しておいてやらないとです。

 気持ちはあるのですが、東京の娘の所から帰ってきて以降、心も体もズタボロです。

もう帰ってきてから、2週目ですが、まだ日常生活を取り戻せていません。疲労とストレスの回復のために、2週間はゆっくり休むつもりでしたが、1週目は、怖かった娘と、お母さんに気遣って、じっと我慢していた3歳の孫が気になって、払いのけたいのに、怒鳴っていた娘と、体調まで崩してしまっていた3歳の女の子のあの時この時を思い出して、辛い日々でした。たぶん虐待されていた自分の幼児期がサイレントバックするのです。このままでは辛いと思うのに、どうにも解決できそうンなくて、困っていました。

そうこうしているうちに2週目の今週に入りますと、94才のおばあちゃんの退院調整のことで忙しくなりました。今月中に退院できなければ、ホームが退去になると言われ、ずいぶん気をもみましたが、

水曜日に無事退院できました。するとその翌日の木曜日から、きつい咳が出始め、風邪でも貰ったのかと持っていたのですが、またアレルギーかもと思い、以前処方されていて、飲み切れていない薬を飲んでで、一日休んでいたのですが良くなりません。

横になると咳がきつく眠られないほどになって、本日、いやもう昨日のことですが、リハビリも休んで受診しました。

 思った通り、喘息の診断でした。服用した薬の薬情報をお見せすると、問診だけで、今回はこれでは弱いですねと。血液検査と胸部レントゲンを撮って、純粋な喘息ですと診断され、ステロイドが処方されました。咳は止められないのです。淡が絡んでいて、それを出すための咳ですからね、そこは理解できています。ステロイドで、気管の炎症が収まるのを待たねばならないのです。

 有難いことに、体調を崩していると、心配してくれる家族がいることは、それだけで安心につながります。

お嫁さんも息子も、「疲れが出たんですよ。ゆっくりして下さい」と言ってくれていますが、私には、分かっています。 

 おばあちゃんが無事復活し、ほっとしたから体調を崩したのだと。そして、娘故に抱えていた心の問題をどうにもできないから、身体が代わってくれたのだと。身体は意外と賢いのです。心のアラームですからね。いまは、身体のきついほうが有難いです。

 ですが、咳は辛いです。頭は痛くなるし、腹筋を使うからお腹が痛い。お腹を押さえて、淡が出るまで、覚悟して咳込むようにしています。気管が狭くなっている喘息発作ではないので、喘息を止める吸入薬を使える状況ではないのです。処方もされていません。溜まってくる淡を出してやらねばならないのです。

 ああしかし、早く日常生活を取り戻さなくてはです。そのために今日は教会へ行きます。行けずにためている献金を捧げにです。出席は咳で迷惑をかけそうですので、遅めに行って祈りを捧げ、帰りに映画館に寄って眠ってきます。どんなに面白い映画でも眠るはずですから、それをもったいないと思わずに、映画を観て、一人ランチして、帰ってきます。それが私の大事な日常の始まりのような気がしますから。しかしまあ、幾つになっても酷な人生です事。それでも、自分がしたいことができる、そのことに感謝です。

 さあ、半身麻痺の古希ばあばよ、終活に向かって、まずは日常を楽しみましょう。

 終活は焦らずゆっくりです。先ずは残された人生をどうせなら楽しく過ごしましょう。楽しく過ごすために気がかりを減らすための終活です。