今の通所リハビリのディケアに通ってから、5・6年経つような気がするのですが、気になるので調べてみたら、まだ1年半にしかなっていません。私はたった1年半で気に入らなくなってまたディケアを代わるのかと思うと情けなくなります。
半身麻痺の障碍者になって、足掛け14年、ず~っとどこかの通所リハビリを利用していて、今のところが4か所目になります。
今の所が一番長くなって、5・6年経つと感じていたのに、一番短くて、たった1年半を5・6年の長さに感じたのはどういうことだろうかと考え込んでしまいました。
思い当たるのは、スタッフさんの入れ替わりの早さです。話が合うというか、仲良くしてもらっていたスタッフさんが、もう数えきれないほど止めてしまっているのです。理学療法士さんも、運転手さんもケアスタッフさんも事務員さんも、好意をもって言葉を交わし合えていた方たちが、信頼していた方たちが辞めてしまっています。お一人だけ、辞めてくれてやれやれという方もいましたが、もうアドバイス貰えなくなるんだとか、大好きなスヌーピーや映画の話ができなくなるんだと、寂しくなることが多くありました。
そして、仲良くしてもらっていた同年代のご利用者様が亡くなったり、やめてしまわれたり、したことも原因で、ここも長くなったし、そろそろ気分転換に代わるのもいいかなという気分になったのかと考
得ていました。
しかし、そう考えたのは、言い訳を考えたのであって、利用するディケアを変えることにしたのは、もっと切羽詰まった理由でした。
現在女性のケアスタッフさんは、二人しかいなくて、入浴の介助は一人は、男性の方へサポートに入り、女性の方はいつも同じケアスタッフさんが一人で入浴介助を回しています。私のことをよくわかっていてくれていた方は、男性の方へ入っていて、女性の方へは来なくなりました。
そして、今入浴介助してくれているスタッフさんにイケず(意地悪)されているような気がして、私は通所リハに行けなくなってしまったのです。
私は火曜日と土曜日の週2回利用することにしています。麻痺側が拘縮しないように歩行機能が落ちないようにリハビリも大事ですが、私にディでの入浴は必須なのです。シャワーチェアを利用すれば片手での洗髪も柄の長いブラシを利用して、背中も洗えますが、右手が全く動かないので左手が洗えないし、浴槽に入れないのです。浴槽への出入りの時に転倒して、わき腹をしたたか打って、しばらく痛みに悩まされて以来、家での入浴が怖くてできません。それに何より、入浴後の着替えが一人でできないのです。
更衣に時間がかかるので、上着とズボンだけに脱ぎ、下に着ていたTシャツとスパッツで寝ます。夏はロングのTシャツを着ていて、ズボンだけ脱いでそのまま寝ます。
更衣に30分もかかり、途中でイライラし泣きそうになりながら、動かぬ半身に片手で服を着せてやるのは至難の業なのです。ですから、下着から全部着替えられるのは、週2回の入浴介助を受けるときだけで、私にとっては、ディケアで入浴するということは、生き返った気分になれる大切な時間なのです。
なのにXさんが一人で入浴介助するようになって、意地悪さてているのではと感じるようになってからは、行きたくなくてどうしようもないのです。
考えすぎでは?被害妄想なのではと、自分を疑ってみましたが、被害的にならないよう意識して観察してみていても、やっぱり意地悪されていると思うに至りました。
ただ人手が足りないだけかもしれませんが、意地悪されているなどと考えている自分が嫌で同じ系列の、もう一か所のリハビリディケアで、入浴させてもらうことにしました。今の所
土曜日の通所を止めないのは、同じテーブルで仲良くしている友達が、一人になってしまうから・・。
彼女、人の好き嫌いが多くて、友達がいないんですよね。まあ、友達を必要ともしていなさそうですが、私にとっても大事な友達なので、土曜日の通所を続けます。彼女は入浴は利用していなくて、黙々とリハビリメニューをこなしています。私もそれができるようになるわけで、彼女と話す時間もできるようになるかなと楽しみにしています。入浴では、何かにつけて後回しにされて、後から入ってこられた方より遅くなり、終わるのが一番最後になって、リハビリメニューが半分もこなせないし、彼女とはリハビリ開始前に話したきり、席に戻って話す暇もありませんので・・・。彼女に負けずにリハビリに精を出します。
トータルで、週2回だったリハビリへの通所が、週3回になりますからね、災い転じて福となるです。怠け者の私の体にとっては福のはずです。
ケアマネさんや、お嫁ちゃんには何があったか話してしまいましたが、何も言わずに利用の仕方を変えることにします。
私は、朝が苦手で、時々起きれずに休んでいたこともあり、ここ最近は、起きていても、眠られなかったからとか、今起きたところで・・。とお休みの電話を入れてましたから、朝の始まりが、一時間遅いところへ変わるのだと思われていて、それでいいと考えています。
過ぎたことに囚われず、4月からは心機一転頑張ります。
新しいところは、10時始まりで、午前中の2時間は、お風呂でおしまい。昼食が出て、午後からハードな全体でのリハビリがありますから、ついて行けるか心配ですが、全員でやるリハビリ嫌いではありません。ストイックに頑張れない自分には向いているのです。
ディケアのサービス内容も、スタッフさんとも合う合わないがあります。介護されている方が、合わないとか嫌だとか言われたら、話を聞いてやってください。
私は古希も過ぎて、意地悪されているとか、ぐだぐだ悩んで、ほんと自分が嫌だと思いましたが、ケアマネさんにも、お嫁ちゃんにもちゃんと受け止めてもらえてよかったです。私は自分がケアマネージャーだったこともあり次の方法を自分で考えられましたが、たいていの場合は、「意地悪で・・、あんなんでこんなんで・・」と、聞かされれば、クレームを入れるという大事になります。
家のお嫁ちゃんも、「私が言ってやろうか」と、いうのが最初の反応でしたから。家族としては当然の反応です。
「いや、これからも利用するので、自分でケアマネさんに相談するから大丈夫」と、いうことで済みましたがね。
先ずは、「うちのおばあちゃんが,こんなん言ってますがどうなんでしょうねえ」と、事業所の責任者に相談する形でお話を持って行くのがいいでしょう。
ケアマネさんにも何も言わないでくれと言ったのですが、ケアマネさんは、新しい所に決まったら、「なぜ変わるのか、私は言いたい」と、言っていましたから、口止めしなくてはなりません。
気になりますよね、意地悪の具体的な内容。ですが長くなりましたので次回に・・・。