2 日本語専門家の待遇
私は日本語専門家です。日本語専門家は、各国へ国際交流基金から派遣されています。日本語教師をしている人であれば、「専門家」という名称を耳にしたことがあると思います。日本語教師ははっきり言って、薄給です。日本国内で日本語教師として生計を立てる場合、専任以外では、かなり難しいことだと思います。専任だとしても、昇給なし、ボーナスなしの学校も多いのでどんなに働いても一般企業の初任給程度しかもらえないところもあります。私も日本で専任、非常勤を経て、専門家となりました。では、専門家の待遇はどうなのかと聞かれると“とてもいい”と答えられるでしょう。特に上級専門家ともなると、年収1,000万円です。派遣国で現地の日本語学習状況をリサーチし現地教員に適当にアドバイスし、たまにワークショップでおしゃべりし。それで1,000万円もらえるのが日本語専門家なのです。派遣前研修で、国際交流基金の担当者から注意されることがあります。それは、現地スタッフに家賃や給料について話してはいけないということです。私たちは「専門家」という立場ではありますが同じオフィスで共に働く同僚として羽振りのいいところを見せていると現地スタッフの反感を買うというわけです。契約期間が2~3年と決まってはいますが短期間で稼ぎたいなら専門家に応募すべきだと思います。