何日か前のこと。
地下鉄の改札を出て、地上に出る通路をいつも通り大股で
ズカズカ歩いてたら、前方の突き当たりの壁
(角になってるとこ)にいつもはない何か塊が見える。
ん?何?と思いながら歩いて行くと、人っぽい。
女の人がうずくまってる。
向こうから来たおっさんが、チラッと見るも通り過ぎた。
近寄って、
「大丈夫ー?
駅員さん呼んで来ようかー?」
と言って、うっかり無意識に出た言葉が、なんだか
頭の悪い子のような感じで、自分でびっくりしたりして。
声をかけたら、青白い顔した女の人が顔を上げて、
通路の脇の溝にゲロってあるのが見えた。
駅員呼びに行くのも、この人ひとりほっといて行くのはなぁと
思って振り返ると、すぐ後ろで立ち止まってる男の人と
女の人が各1名。
男の人が、
「駅員さん呼んで来た方がいいですよね。」
って、すぐに呼びに行ってくれた。
待ってる間、女の人が背中をさすってあげてた。
あたしは、かばんにまだ飲んでないペットボトルの水が
あったのを思い出して、
「これ、お水、新しいの。」
と言って渡したら、受け取って、すぐ自分でキャップ開けて
飲んでくれて、良かった。
いや、なんかさ、しんどいのに変な人に声かけられちゃった
んじゃないかとか不審に思われてたら申し訳ないな、と思って、
キャップも開けて渡してあげようかとも思ったけど、
あえてそのまま渡したんすよ、ええ。
フリスクもすっきりするからあげようかとも思ったけど、
もう食べかけのやし、やめときました。
しばらくしたら、男の人が呼びに行ってくれた駅員が
来たけど、制服の帽子かぶってても、え、ハゲ?で、
ねーねーそれまゆげあるのー?って聞きたくなるような
一見ガラの悪い見た目で(さすが大阪市営地下鉄?)、
まぁ、
「休憩室がありますが、休まれますか?」
ってちゃんと対応してくれたから良かったけど。
(当たり前か(笑)。)
うずくまってた女の人は、立ち上がったものの、
ちょっとためらってたっぽかったけど、
「休ませてもらった方がいいよー。」
って言うと、
「お水ありがとうございました。」
って言って、
私服ってジャージ系かすげー派手な模様の服?
って思わせる駅員に案内されて行きましたとさ。
駅員を呼びに行ってくれた男の人に
「ありがとうございました。」
と言って会釈して、女の人にも会釈して、
それぞれ向かう方向へ。
めでたしめでたし、な感じ。
帰りに現場見たら、ゲロはちゃんと流してあったヨ。
あたしがいつか二日酔いで大量にゲロっても安心デスネ。