日記と万歩計

いしいしんじさんの「京都ごはん日記」読了。いやはや、時間がかかってしまった。少しずつ読みながら、あちこちの本に浮気しては戻り、浮気しては戻り。ナンダカンダ足掛け一年ぐらいかかったかも。

いしいさんの言葉たちはどこに行くかわからない、やんちゃな子犬と散歩しているみたいに、予測不可能なとこに連れていかれる。望遠鏡や虫眼鏡で世界をみたり、かと思えば三十メートルぐらいの竹馬に気がついていたら乗っていたり、そんな感じ。くるくるとアタマが廻ってよい心地、だからゆっくりになってしまったのだけれど、このごはん日記、新刊が出たそうでそちらも頂き、あらこれはさすがに追いつかねばと読了までいきました。

いしいさん、会いたいなぁ。京都でも東京でもいしいさんが居るとそこがどこであれもうそこは「いしい村」。きっと魔法かなんかだな。いしいさん独特のムード。

お世話になっている方が、私の独り言を聞きつけて万歩計を送ってくださいました。ポッケにいれて、テクテク。カウントされてると思うと、いつも以上に張り切ります。家でDVD見ながらもテクテク。映画のスジに夢中になっているとあっという間に時間がたって、あっという間に歩数が増えてます。やっと「悲しみよこんにちは」を観る(テクテクと)。ジーン・セバーグのベリーショートが可愛すぎた。膨らむベリーショート欲。蓋をするのもひと苦労。

映画鑑賞と読書とスーパー銭湯と万歩計が趣味です、ってなるともう、二十代の香りなんて全く薄れてしまいますねぇ。。。。