ラスト | 鈴木杏オフィシャルブログ「たゆたう、と。」Powered by Ameba

ラスト


さて、「冬眠する熊に添い寝してごらん」千秋楽です。
やっとここまできたぁ~という感じです。
12月の手探りの状態からここまで、、、長かったようなあっという間だったような。

この期間は
たむらぱんちゃんの「love and pain」
赤い公園の「公園デビュー」
坂本美雨ちゃんの「Waving Flags」(3/5発売のものを一足先に)
を聴いていました。

美雨さんのこの「Waving Flags」に込められている、
(音楽によっておまじないをかけたい。大事な人にもう良いことしか起こらない、守ると同時に時に、死という自然のルールにすら抗う力を意味するおまじないを)という想いがとっても好きで。私は首を縦にぶるんぶるんと振って賛同してしまう。ほんとそうだよなぁ。もう大事な人にはいいことしか起こって欲しくない。悲しみは必要最小限でいい、傷つくのも。もちろんこれらも大切なことたちだけど、少なく、ただただやっぱり笑っていてほしい。
そのために、なにができるんだろうなぁ。
答えなんかないんだけど、でも今は大きく大きく温かく見守り、包んで、いられる人で居たい。まだ至らないところだらけだけどね。
でも、向かいたいとこはそんな大きさ。
美雨さんはどんどん大きく逞しくなっていって、側でみていて誇りに思います。一つ一つを疎かにせず、傷ついたとしても投げ捨てず、大切に確かに紡ぎあげてきた今っていうものがあるという感じ。こんな風に誠実にがんばって生きていたら、こういう場所にたどり着けるのか、という希望を見せてくれる人。一生ものの大事な友人です。

たむらぱんちゃんは今日同じ大阪の地でライブがあります。同じ時期に東京ではない同じ土地で各々躍動している。
ささやかなことだけれども、このタイミングが合う、合ってしまうということは、何かを許してもらえている気がして嬉しいものです。
充実の時間であってほしい。ライブ会場に行ける方を羨ましく思うのと同時に、とにかく楽しんでほしい。とにかく笑顔でいてほしい、特にたむらさんに、と思います。

赤い公園は、ただファンです(照)



どんな時もめげずに、疎かにせずに、
どこまでも積み上げていくことしか、私にはできることがないなぁ、と思う。
才能とか努力とか結果とか、なんかいろんなことの行き来の中で(そもそも才能なんて漠然としすぎているし!!)、
ただただ、動く、
ただただ、それだけです。

だから、終わりがない、それは終わりになった途端に通過点になる。
だから、途方がない。

全ては自分次第だということの自由さとそして苦しさ。
だって闘わなきゃいけないのはいつだって自分の限界とだもの。いつだって許せないのは自分自身。
そりゃ苦しいさ。
でも最終的に一番の頼りも自分自身。

それでも笑ってるんです、そこには誰かが居てくれるんです。笑顔になるところには誰かが居てくれる。支えってこういうことを言うのかな。よくわからないけれど。
でも今回のこの時期、笑えることは、崩れそうになるギリギリの自分を保つ唯一の救いだった気がするな。
ありがたいことです。

さて、ラスト一回。
気負わず伸びやかに。初日の時のように生きたいです。