Momo先生のHSA認定ジュニアソーパー養成講座で出されていた、宿題の石けんを
作りました。まずは、ピュアオリーブオイル100%の石けんです
コールドプロセスの石けんを作り始めてから、かれこれ10年以上たちますが
前田京子さんの本を片手に、初めて作ったのがオリーブオイル石けんでした。
入れ物は牛乳パックを二重にした物で作りました。この白さが まぶしかったです
自分で石けんが作れるんだぁと 感動した日のことを今でも忘れません
手作り石けんを作るためには、けん化価と苛性ソーダ換算値の
計算が大切になります。
〇けん化価とは、オイル1000mgを石けんにするために必要な、苛性カリのmg数のこと。
(液体石けんのもととなる、軟石けんを作るときに使う)
〇苛性ソーダ換算値とは、オイル1gを固形石けんにするために必要な、苛性ソーダのg数。
(苛性ソーダ換算値=けん化価×40÷56.1をgに直したもので、1gは1000mg)
オリーブオイルのけん化価は191で、苛性ソーダ換算値は0.136です。
宿題①
バッチ250のオリーブオイルのみなので、簡単に苛性ソーダの量が計算できます。
・250g×0.136(苛性ソーダ換算値)=34g
・けん化率を90%にしたので苛性ソーダ量は、34×0.9=30.6g
※けん化率は乾燥肌向きの保湿豊かな石けんにしたいのか、脂質肌向きの石けんに
したいのかによって、85%~上限95%と変えて計算します。
宿題②は、
HSA認定講座用のエキストラバージンオリーブオイル・ミックスキットで作りました。
水分量も苛性ソーダ量もあらかじめ指定されているので、特に計算する必要はありません。
ということは面白みもないのですが・・・(・・。)ゞ
パーム核油とパーム油を変えずに、メインのオイル50%だけを変えて数種類の
石けんを作ることにより、その石けんの泡立ちや使い心地が予想できるようになります。
ハーブティーをブレンドするときも、シングルティーでの味わいや香りが分かっていれば
ブレンドした時にどんなティーになるのかが、ある程度予想できるようになるので、
当たり前のことなのですが 石けんづくりもこれと同じで、基本を知っておくというのは
とても大切なんだなぁと改めて思いました
精油は使うかどうか迷ったのですが、ラベンダー・ハイアルトとゼラニウムにしました。
どれを選ぶかで、その時の自分と向き合えるので精油ってすごいなぁと思います。
宿題③アボカド、④ライスオイルの石けんがまだ残っているので、作っていきますよ~