母親からヘルプミー。

なんでも、携帯電話で目覚まし設定したいがよく分からん、とのこと。

ちなみに母親の携帯はもちろんガラケー。

ウチの母親は家電関係がマジでちんぷんかんぷん。

テレビの操作もほぼ理解できておらず、飼い猫がリモコンを踏んでdデータ表示にした時など、
「テレビがおかしなった!どうやったら元に戻るん?」
と騒ぐレベルだ。

そんな母親に携帯アラームの設定方法をレクチャーするのだが、カーソルの合わせ方も分からないので、教える方からするとホントにじれったい。

何度教えても理解できない様子で、結局最後まで設定方法をマスターすることは叶わずショボーンショボーンショボーン

今後、スマホなんかを利用したキャッシュレス時代が本格的に始まったら、この人どうするんだろ?

母親は現在69歳。

何気にスマホにも興味があるみたいだが、これから学べば操作できるようになるのだろうか?

アプリ、ネット通信、Wi-Fiなど用語も当然分からん状態。

かろうじてメールぐらいはできるようだが、こういう人にもちゃんと問題なく扱える機種なんかは絶対に必要だな。

そんな母親とそのときに話題になったのが、高齢者による車の事故問題。


あと数年経てば母親も75歳になる。



母親がプリウスや日産ノートなんかに乗ったら、相当シフト操作などに苦戦するんだろうな。

たまに最近の車を運転するけど、確かに操作が難解な車も多いもん。

車のCMを観ていると、どのメーカーも衝突防止機能なんかをアピールしてるけど、実際に年寄りが無茶な運転すればフォローしきれない部分もあるだろう。





昔、『アイ、ロボット』って未来の世界を描いた映画があったけど、その中で出てきた自動運転システムぐらい完璧にお任せできるようになればべつだけど。



我が家は思い切り地方住まいなので、車がなければまったく生活が成り立たない。

買い物にも行けないし、なにかと用事ができても家から出られなくなっちゃう。

現在他県へ仕事に行っている父親は、家にいるときすでに車の運転はかなり怪しい状態だった。

元々は若い頃から車が好きで、40歳頃にはロードスターなんかで海岸沿いの道路を走ったりしていたらしい。

中央線ははみ出すし、スーパーの駐車場で駐車する際に他の車へぶつけたりといった有様。

とてもじゃないが、父親に運転はさせられないということで、父親が仕事に行く際は母親が毎日送り迎えするようになった。

時間が合うときは自分が父親を迎えに行ったりもしたが、これがなかなか大変だった。

そんな父親も今は他県で自転車生活。

すでに車の運転は諦めているようだ。

父親にしろ母親にしろ、いずれは車の運転は卒業しなくてはならなくなる。

そのとき絶対に生活が不便になる両親を、自分はどうやってフォローしてあげられるだろうか?


いっそのこと、国が運営する『無料タクシー』なんかができたらいいのにね。

どこまで乗っても無料!

24時間365日対応!

待ち時間なし!




無理無理。