仙波杏梨です

 

 

発達科学コミュニケーションと出会い、保育士の勉強で学んだ「子どもに良い接し方」が、脳科学によって立証されているんだな~と思うことがたくさんあると感じています

 

そのうちのひとつが「褒めること」

でも、保育士をしている時は、ただ単に子どもを褒めると子どもが嬉しくて前向きな気持ちになり、モチベーションが上がるからなんだ、と思っていました

 

現に、褒めることで気持ち良く動ける子どもは多いんですよ♪

例えば、おもちゃを片づけようと声かけをした時に片づけてくれる子が出てきたら、「うわ~ありがとう!みんな頑張ってるからここ、すごくキレイになったよ✨✨」と褒めると、それまで片づけ不参加だった子どももお片づけモードに入ります

 

本当に素直でかわいい子ども達…💛

 

 

なぜ、褒めると子どもは動く?

この理由を脳科学的に説明すると、

褒めることで脳に快感や幸福感を得たり、意欲を作ったり感じたりするドーパミンが発生します

このドーパミンが、子どものやる気スイッチをON状態にしてくれるのです

 

 

どちらにしろ、子どもが嬉しくなる、その後良い行動が増える、という結果は同じです

でも、それは「心」が嬉しくなるからだと思っていた保育士時代

 

その原理が、「脳」のドーパミンによっての作用だったとは…

 

まさに、「心と脳はつながっている」ということですね

 

 

しかし

子どもを褒めることに抵抗があるママ、いらっしゃいませんか?

 

 

「子どもを褒める」と思うと、

 

・子どもを甘やかすんじゃないか

・ただ調子に乗らせるだけじゃないか

 

と思ってしまうし、

実際そんなことあったし!!

 

…そういうご経験も、あるかと思います

 

実は、そうなる原因が…

あるんです

 

問題はね、「褒めること」ではなく

その「褒め方」!!

 

褒めるタイミング、声かけの内容によってその効果はまーったく違うものになるんですよ

 

なので、今回は

子どもの脳が発達する効果的な「褒め方」を紹介しますね♪

 

 

=目次=

・なぜ、褒めると子どもは動く?

・褒めるタイミングを見計ろう

 ┗どんな時に褒めている?

 ┗ダメな褒め方とは

・効果的な褒め方とは

 ┗効果的な褒め方は3ステップ!

 ┗子どもにどう育ってほしい?

・まとめ

 

 

 

  褒めるタイミングを見計ろう

どんな時に褒めている?

質問です

皆さんは、どんな時に子どもを褒めていますか?

 

①ごはんを全部食べたとき

②言ったことをきちんとできたとき

③がまんができたとき

④逆上がりができたとき

⑤スイミングの階級が上がったとき

…etc.

 

いろいろあるかと思います

 

これ全部、褒め時ですよね

もちろん、褒めていいんです

 

ただ、これだけでは、ダメ!ということ

 

 

ダメな褒め方とは

なぜダメなのかというと、

上記のような褒め方は、「結果」にしか焦点を合わせてないからなんです

 

この結果になる前の過程の中で、たくさん褒めていますか?

過程の中で小さな「褒め」があることが、子どものやる気スイッチがONになる秘訣なんです!!

 

どのようにして褒めていくか…

紹介していきますね!!

 

  効果的な褒め方とは

効果的な褒め方は3ステップ!

子どもの1つの動作に3回、褒めポイントがありますよ♪

例を挙げて解説していきますね

 

例:おもちゃを片づける時

①おもちゃを片づけるよう声かけして、子どもが片づけだしたら…

「すぐ動いてえらいね」

→動いたことを褒める

②途中経過を言葉に出す

「お部屋がすっごくキレイになってきた~!」

→途中でモチベーションが下がるのを防止

③片づけが終わったら

「お片づけ早かったね!お部屋ピカピカ気持ちいいね~✨✨」

→お片づけしたこと、そのおかげで部屋がキレイになったことを言葉に出して褒める

 

 

どうですか?

褒めるときって、③の、片づけが終わった時しかしていませんでしたか?

こんなに褒めたらおだてていることになる!って思いますか?

 

大切なのは、子どもにどんなふうに育ってほしいか、です

 

 

子どもにどう育ってほしい?

あなたはわが子にどんなふうに育ってほしいですか?

 

 

・時間が来たらおもちゃを片づけられる子になってほしい

・部屋がキレイだと「気持ち良い」と感じる子になってほしい

この目的が大切なら、子どもが気持ちよくお片づけができるよう、脳にドーパミンを放出させて、やる気スイッチONにしてあげればいいんです

 

そのスイッチを押すのが、「褒める声かけ」なんですよビックリマーク

 

褒めるのが結果だけだと子どものモチベーションは続きません

子どもって、「見て~見て~」と言うでしょう?

大好きなママに「認めてもらうこと」が子どもにとっては報酬、「ご褒美」なんです

 

「ご褒美」は、できた時にもらうお菓子やゲームの時間だけではありません

 

そういうご褒美しかもらっていない子どもは、そのご褒美がないと動かなくなってしまいがち…汗

 

しかしビックリマーク

自分の行いを褒められ、その行いの意義(おもちゃを片づけると部屋がキレイになる、キレイになれば気持ち良い)を感じている子どもは、「ママに褒められて嬉しい」、でやる気を発動させて動き、いずれはママに褒められなくても自分が感じている、「部屋がキレイだと気持ち良い」という理由で、おもちゃを片づけられるようになりますキラキラ

 

子どものしつけ、というと「言って聞かせる」となりがちですが、それで動ける子どもは多くありませんガーン

 

行動をおこすには理由があり、その行動が持続するにも理由があります

子どもにとってやる理由を与えてあげるのは環境です

子どもにとっての環境は…おうちでは「ママやパパ」ですよ💛

 

ぜひ、子どものやる気スイッチをONできるような褒め方をしてあげてくださいね飛び出すハート

 

 

  まとめ

 

 

    

・心と脳はつながっており、褒められると嬉しくなりモチベーションが上がりる

・脳では褒めることで快感や幸福感、意欲を作ったりするドーパミンが発生し、
子どものやる気スイッチをON状態にしてくれる

・効果的な褒め方は3ステップ(子どもの1つの動作に3回、褒めポイントがある)
 ①動いたとき
 ②途中経過
 ③終わったとき

・迷った時は、「どんなふうに育ってほしいか」を考える

 

 

大人だって、自分の行いを認められたり褒められたら、モチベーション右上矢印が上がって、「もっとやろう!!」と思いますよね♪

 

その動機づけを大人がしてあげる、ということです

 

大好きなママに見てもらうこと、認めてもらうこと、褒められること✨✨

それは子どもにとって最高のご褒美であり、親子にとって最高のコミュニケーションです飛び出すハート

 

子どもとたっくさん、コミュニケーションしてくださいね💛

 

 

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脳科学って素晴らしい!

保育士の勉強も、保育所保育指針も本当に素晴らしくて、子育てしている時に身につけたかった知識です

 

この知識・経験に脳科学のメソッドを取り入れたら鬼に金棒だと思っています

 

この鬼に金棒を発達凸凹キッズの子育てに悩んでいる方々に届けたい!

 

ママが笑顔になることを願って、活動していますキラキラ

 

 

 

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発達科学コミュニケーション トレーナー
仙波杏梨

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