発達科学コミュニケーション
トレーナーの仙波杏梨です

 

 

 

今回は、私が勤務していた園でのエピソードを書きたいと思います

 

 

 

年中さんに、ある子どもがいました

 

 

その子は集団生活があまり得意ではない子どもでした

 

 

みんなが外で遊んでいても

部屋から出て来ず、

好きなおもちゃで遊んでいたり、

 

 

切り替えが苦手なので、

行事に参加するのは至難の業でした

 

 

 

遊びの中で思い通りにならないことがあれば

 

八つ当たりでクラスのお友達を叩いたり

 

大声で叫んで飛び出したりしていました汗

 

 

 

その子が

年長さんになった時に、

私が担当になりました

 

 

それまではフリーとして

時折支援する機会があったので、

すでに仲良しだったのですが

 

 

担当となると違います

課題は山積み…ガーン

 

 

・クラスでやることに参加できない

・切り替えができない

・お友達を叩いてしまう

 

 

いろいろな課題がありましたが、

彼との信頼関係をそれまでも

築いていたので、

すぐに私を安全基地にしてくれました飛び出すハート

 

 

 

そうして信頼関係を構築しながら

 

 

少しずつ少しずつ、

やれることを増やしていき、

成功体験を積み重ねていきました

 

 

 

そして

 

 

卒園式では

私の介助の必要もなく

 

堂々と一人で歩いて

 

証書を受け取ることができましたキラキラキラキラ

 

 

 

この1年で、

運動会も生活発表会も

練習ではいろいろあっても

 

 

 

「本番はやれるよ!」を合言葉にして頑張りました

 

 

 

そして

 

 

本当に本番は

見事にやってのけたのでグッド!

 

 

「自分はやれる!」

自信を持てるようになっていたのでしょう

 

 

 

 

そうして、無事卒園していかれましたが

 

 

その子は、もともと支援が必要だったわけではありません

 

 

…正確に言うと、

ご両親は、「支援が必要だ」

思われていませんでした

 

 

なので

 

 

年少さんの途中から、

加配ではなく、フリーの先生が

「サポート」という形で

彼のサポートにつきました

 

 

「加配」というのは、

親が行政に申請しないと

つけてはもらえないのです

 

 

卒園前の最後の面談で

初めて、保護者が

「発達障害かもと思うことがある」とおっしゃっていました

 

 

そして、

自分なりに調べてみようかな、とのことでした

 

 

 

 

今、こうして

発コミュに出会ってその有効性を知ると

 

 

この、「迷われている時間」

 

何とももったいなく感じます!

 

 

 

なぜなら

 

 

 

脳を成長させるのは

早い方がいいからです

 

 

 

子どもの脳のこともそうですが

 

 

育てにくかったわが子の

困りごとがどんどん減ったらどうでしょう?

 

 

 

お母さんの心労が

 

いっきに減って

 

笑顔がグッと増えると思いませんか?

 

 

発コミュは子どもの脳にアプローチします

 

 

その方法はママとの「関わり」です

 

 

 

ママの声かけによって

 

子どもの脳を成長させるメソッドなのです

 

 

 

困りごとを持ちこせば

 

集団生活やおうちでつらい思いを抱える子どもが

 

二次障害(※)になるかもしれません

※障害があることで起こる心理面や行動面での問題

 

 

 

二次障害は予防できます!

 

 

 

幼児の今だからこそ、

二次障害になる前に

ママの適切な声かけが必要なんです

 

 

 

次回は、この

「二次障害」について書いていきたいと思います

 

 

 

 

 

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発達科学コミュニケーション トレーナー
仙波杏梨
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