昔、
某ヨーロッパ人と恋愛をしました。


彼とデートを重ね、
週末は一緒に料理をしたり
映画を見て過ごし、
友達のパーティーには一緒に出席する。


お互い国に帰ればそのレポートを送りあい
お互い戻って来れば
戻ったその日には必ず会う関係。

外国人との恋愛において
こんなことが日常化すると

お付き合いしている?
かな?

という
領域に入ります。

でも、
お互い友達に紹介しあっていなかったり
彼氏なのか彼女なのかも確認しあっていないので

不確かな関係。

と書いていますが、
ちょっと待って!!




その前に、
私は彼との関係の中で、
一番大事なことをしていませんでした。

お互いの気持ちの確認です。

好きかどうか?

ここまで一緒にいればわかるだろう

と半分思っていましたが、
本心は

確認するのが怖かったんです。

BF/GFの関係性も
お互いの気持ちも

確認することが怖かった。

だから、
相手からの言葉を待っていました。


が、
彼は一向にそんなことは言うことも何をすることもしませんでした。


そんなある日
ある事件が起こりました。

彼が他の子ともデートしているという事実。


浮気???

付き合っていないから浮気ではないけど・・・
でも
若干浮気??じゃない??
と思いつつ・・・




なんとなく
薄々気づいてはいたけれど

私の中で

”ハッキリ彼氏じゃないから何も言えないし・・・”

”ウザがられたらいやだし・・・”


様々な気持ち

その中でも一番は

”真実を知るのが怖い!”

でした。



なので、
ズルズル
ズルズル
一緒に居る時間だけが増えていきました。


こうして私と一緒に居て楽しそうだから
きっと私が好き。

一緒に居れることが私は楽しいし幸せ!

他に女が居たって知らない方が良いんだ!


こうやって自分にとって都合の良い言い訳だけ増やし
彼といました。

THATS ダメガール思考ですね・・・



でも、
逃げられない現実、
他の子とデートしていることを
知ってしまったのです・・・



その時、
少しだけ脱ダメガールの修行中だったため
(この間の記事で書いた、友達の影響)

知った瞬間
取り乱すことも
泣きわめくこともしませんでした。

実際は放心状態で何もできなかっただけかもしれません。


彼の家に居てそれを知ったのですが、

ただ黙って

「今日は帰るね」

と家を出ました。


彼は追いかけきましたが私は帰りました。


後日
彼からの連絡で外で会い
伝えました。

「私はあなたの彼女じゃないのはわかっている。
でも私はあなたが好き。
だから一緒に居たいと思うけど、あなたはどうなの?

あなたが
何人も女性が必要なら
私はその一人になるつもりはない」



彼は

「僕は君が好き。
一緒に居て楽しい。

だけど、
今彼女は欲しいと思わないんだ。
(10月2日の記事と同じ・・・詳しくは記事参照)

嘘はいいたくないからいうけど、
君の思う通り

僕は他の子ともデートしている」




私の中には既にルールがありました。

彼が私だけを選べないのなら
今までのように彼とはもう会わない


私はその他大勢のひとりになる気は一切ない!


私はそれを彼に伝え
彼に
目の前で私の連絡先を消してもらいました。

そして私も消しました。



そして、
もう一個のルールを設けていました。

それは
3ヶ月ルール。

私は自分だけの時間に集中する!
それをまずは3ヶ月はやる!


もし、彼が私に必要なら
何かまた出会うことがあるはず。

3ヶ月以上は絶対彼と連絡は取らない!
もし3ヶ月経っても好きで
彼が自分を選ぶなら
そのときは戻ろう。


小さい街だったので
お互い共通した知り合いもたくさんいて
偶然出会うこともあるので

そういった3ヶ月ルールを作りました。


会わないように
会わないように
彼の良そうなとこを避け
過ごすこと3ヶ月。

とにかく自分のために時間を過ごしました。

3ヶ月ほぼ毎日休まず
物凄い激しいワークアウトのクラスを早朝から夕方まで受けまくり
ストイックにフードコントロールをし

ネイルやスパへ通い

友達のとの時間をおおいに楽しみました。

他のメンズともたくさんデートしました。


そんな中
ちょうと3ヶ月が経つころ
偶然彼に出会いました。

自分の心臓の音がドクン!!っと聞こえたきがしましたw

彼から言われました

「まえに約束してたあのレストラン、
まだ連れてってないよね。

もし君が良ければ実行したいんだけどどうかな?」


内心めちゃくちゃ嬉しい自分と、
ちくしょー見返してやる!断ってやる!
と変に意固地になる私と・・・


私はどうしたい?

それを自分に聞き、
私は彼とそのレストランへ行くことにしました。


そして、
そこで
確認しました。

私を選ぶ気になった?



彼は
答えました

「君のことは好き。
そして一緒に居たい。

でも、嘘は言えない。
まだ他の子とデートしているし、
彼女は欲しくないんだ」



一瞬泣きそうになりました、
ひっぱたいて帰っちゃおうと思いました
(できませんでしたがw)

しっかり伝えなければいけないことがあったので
ちゃんと伝えました

「私はそれは嫌。
だからもう二度と会わない。
もう連絡もしないで。

どっかで会っても今回のようにもう誘わないで。
私はもう泣くのも苦しいのも嫌。
だから、自分だけを好きって言ってくれる人を選ぶ。

もし私を好きって言ってくれるなら
もう二度と連絡をしないでください。」



その後私もその国を引っ越し
彼のことはすっかりしっかり消化していて
思い出すこともありませんでした。

自分がしっかり行動したら
しっかり消化できるんだ!

そう確信した恋でもありました。



その恋は・・・
それで終わりではなく・・・



その約二年後
偶然彼に出会いました。

私の中で消化しきっていたので
ドクン!と心臓の音も聞こえず・・・w

あぁ、
って自然な感じで再会しました。


二年たった彼は
ただただ穏やかに
以前のギラギラ感が一切ありませんでした。


その後
食事したり連絡を取り合い
彼の変化を感じました。

一人の人を通して色んな思いや感情
何年もかけて
沢山のことに気づかせてくれた相手。


人生って面白い。

そう感じるひとつのストーリーでした。

この続きはまた今度時間を作って!!


最後までお付き合いくださり有難うございました。


Love,
井藤アンナ