コッツウォルズで一番美しい村  カースルクーム イングランド | ロンドン徒然日記 

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ロンドンの様子、スペイン旅行、食べ物、日本への一時帰国のことを中心に語っていきたいと思います。

ちょうど1年前の今頃、コッツウォルズの村巡りの一泊旅行をしました。


ロンドンから公共交通機関(主にバス)を利用したので、たくさんの村に行くことは出来ませんでしたが、良い旅になりました。


イングランド中央部に広がるコッツウォルズ地方は、美しい村々が点在することで有名です。

これまで、何度もこの地方を訪れた私が特に、おすすめなのが、谷間の小さい村 カ―スル・クーム(Castle Combe)です。



端から端まで10分たらずで歩けてしまう程、小さい村ですが、はちみつ色のLimestone(石灰岩)の壁の古い家々と石橋と川の風景が絵のように美しいです。

村の中心はマーケット・クロス(写真手前)です。
14世紀頃に建てられ、毎週ここで市が行われました。
特にこの村は、羊毛産業が盛んで、毛織物も売り買いされました。
背後にあるのが、セント・アンドリュー教会です。13世紀頃に建てられそうです。
歴史を感じます。


教会内には、この村の領主であった、ノルマン騎士、初代ダンスタンヴィル男爵のお墓と石像が横たわっていました。彼は1270年に死去しました。


教会の近くに、マナー・ ハウス ホテルがあります。
ここの広大なお庭を散歩させてもらいました。


ホテルの敷地内の建物もコッツウォルズ様式です。
ここも、宿泊出来るそうです。


バイ・ブルック川の流れも清らかです。

羊毛産業の繁栄と衰退、そのまま時がとまってしまったかのように、古い家並みだけが残された村、カースル・クーム。 イングランドで一番美しい村であると思います。

この村の訪問だけでも、コッツウォルズ地方の良さを充分堪能させてくれました。