マレーシア風お好み焼きとラーメン ロンドンのランチタイム | ロンドン徒然日記 

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ロンドンの様子、スペイン旅行、食べ物、日本への一時帰国のことを中心に語っていきたいと思います。


昨日、友人とマレーシアンレストラン ロティキング(Roti King )でランチした。
11時55分に着いたが、もう20人以上は並んでいて、かなりの人気ぶりだ。
ユーストン駅近くの、小さな通りの半地下にあり、店自体も小規模だ。

店の看板メニューは、ロティRoti (小麦粉の生地を薄く伸ばして焼いたもの)を使った料理がいろいろある。

私達は、ムルタバ(Murtabak)のほうれん草とチーズ入りを注文してシェアした。
ムルタバとは、ロティに好みの具材を包み込んで、焼きあげたものである。
ダール (Dhal)と呼ばれるレンズ豆入りカレーソースを付けて食べる。(このソースは、全然辛くない)
ふわふわもっちりした生地にチーズが入っていて、とても美味しい。お好み焼きより、柔らかい食感だ。


メインは、カレーラクサ(kari Laksa)を注文。ココナッツカレーのスープ、卵麺、魚肉ボール、もやし、揚げ豆腐、エビ等入っているマレーシア風ラーメンだ。
スープは、ちょっと辛いが食べていると慣れてきて、ダシがきいていて、ほとんど飲んでしまった。麺もちょうど良い太さであった。私は、ラクサは好きで他の店でも、食べたが、この店のは美味しい方だと思った。

ここは、いわゆる高級レストランではなく、ストリートフードの店として親しまれているようだ。あまり長居が出来る雰囲気でもない。

カウンターの調理台で、シェフが忙しそうにRotiを手慣れた様子で焼いている職人芸も披露してくれる。


ロンドンは、多くの人種の人々が暮らす街である。

ここは、マレーシアや東南アジアからの人達が、自分の故郷の味が恋しくなった時に、ふらっと訪れる店のような感じがした。