幾千夜の星少し視線をあげると星がみえる正面ではなく、ともに歩くようにななめ前にうつむいて歩いていたときふと見上げかがやくその美しさに何度導かれたことであろうすべて奪い、すべて注ぎこむ愛に似た光よいつか横たわり真正面に汝をみるそのときまでどうかともに歩いておくれ
大魔法使い実はね、ぼくはね、一生のうちで一度だけ、魔法が使えるんだ。望むことがなんでもかなう魔法だよ。そしてね。実はね、その魔法をついさっき使ってしまったんだ。何もかわってないって?だっていま君も僕も笑ってるじゃないか。