息子さんの誕生日を迎える度に、妊娠出来るくらいの健康な身体になれたことに感謝します。

うつ病と診断されて摂食障害になった22歳。155㎝37㎏生理が止まり、ホルモン注射とピルを続けても来ない身体に「妊娠できない身体になってるよ」「嫌なら食べなさい」と言う婦人科の先生の言葉は私の心を傷付け


、生きる活力を失いました。
そんな私の心を救ってくれたのが、双子の姉でした。
太陽と北風で言う、太陽みたいな強くて優しい姉は私が自ら変わることを常に見守り、時には厳しく支えてくれました。
そんな姉がしていたインストラクターの仕事に転職したのが28歳。ストレスが貯まると時折出る摂食障害、まだ体重38㎏。生理も来ないままでした。
それからインストラクターになった3年後、「妊娠出来ないよ」と言われた私が30歳の時に妊娠出産をすることが出来たんです。
今でも胎内写真に写る息子の命を見た時の、その感動は忘れません。

筋トレを始めたことで、筋肉量が増え基礎代謝が上がり、当時35度代の体温が今では36,8度。
産前の体重は食べても45㎏をキープ出来るくらい太りにくくなりました。
それでも普通の人に比べて筋肉が少なく摂食障害を経験していた為、骨密度も低く運動する度筋肉痛がおきました。

だからこそ、妊娠がわかった時「子供の為に健康な身体になる」と決めたんです。

日に日に重くなる身体を支える太ももを。
産まれてくる子供を抱っこする為の体力を。
いつまでも一緒に走れる身体をと。
十月十日は今迄よりもトレーニングに励みました。
もちろん母体に負担をかけないように、出来ることをコツコツと。
産後は思った以上に身体がボロボロで、思うように動けなかったけれども、息子の顔を見る度に頑張れたんです。

私は運動を通じ奇跡の様な体験をさせて頂きました。
それを今も息子の成長と共に感じます。

そして、インストラクターとしての仕事は毎日がそんな奇跡の様な体験の連続です。
1日1日当たり前に過ぎる毎日が運動を通じて、輝くような奇跡の1日に変わるんです。
私は母としてだけでなく、インストラクターとしても小さい変化を、成長を見させて頂けることに感謝しています。

今日で息子も4歳。私もこの4年で息子を守れるくらいの体力がついたなぁって。
本当に健康な身体になれたんだなぁって、感動しています。
これからも息子は私の生きる活力です。
この活力を、太陽みたいな強くて優しい姉の様に、誰かの人生を変えるくらいの力にかえて、私もいつか、太陽みたいな女性になります😇

皆様にとっても、今日と言う日が目指すべき目的に近付く為の奇跡の1日となりますように。

最後まで長文、読んでくださりありがとうございました✨

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