M君はだんだんと仕事を休むようになっていった。
私に対して
「やる気が出ないんだ。
仕事に行ってもなんかダメで…」
と弱々ダメダメっぷりを見せるようになった。
私自身、メンヘラ病み体質だからM君の気持ちが分からないでもなかった。
夜遅くに旦那がいるのを知ってて電話をかけてきたり。
弱いアピールしてきたり。
私の事を好きだとLINEでも電話でも会っていても何度も言ってきたり。
本命S香への気持ちが一方通行過ぎて
私へ望み、それに私が応えることで
M君はバランスが取れていたんだろう。
私はそう分かっていつつも
M君を放っておけなかった。
私も求められることで承認欲求が満たされ、
私が居なくちゃ!と勘違いしていた。
妙な関係性になってしまった。
お互いに本当に自分を見て欲しい人が別にいるのに
違う相手に求め、
違う相手だと認識していながら
それでも自分を求めてくれている相手と離れられない。
だって誰にも関心を持たれないのって
そんなのが一番人間にとってダメージだから。
肉体的な関係だけの
"都合のいい関係"
よりもタチが悪くなった。
M君は得体の知れない寂しさに襲われると
私を部屋に呼ぶようになった。
私も心配だから呼ばれたら旦那に白い目で見られようが
M君の部屋へ行った。
旦那への口実は
「満喫に行ってくる」
ある日いつもみたいにM君の部屋へ行っていたら
旦那からLINEが来た。
AM4時。
「満喫来たけどお前の車停まってないんだけど…」
身の毛がよだった。