強く
人の心が覗けないように自分の心は相手には見えないもの。
言葉にしなければ伝わらないのかも知れないけれど、言葉ほど悲しいものはない。
だから口を閉じる。
もう二度と感じないと思っていた痛みなのに、ずっとずっとその痛みは続く。
いつか癒えるのかな。
時間が解決してくれるなんて誰かが言ったけど、そんな言葉はとても無意味で気休めにもならない。
笑っちゃうね。
私はズルイ女です。
ずるくて傲慢で自己中で。
最も自分だけのことしか考えない。
傷つきたくなくて相手を傷つける。
この前彼にしばらく会わないと告げました。
彼は言ったのね。
「所詮人間は地球のゴミでしかないんだからもっと軽く物事考えろよ。お前も俺もみんなゴミ。だからもっと楽しむことを考えろよ。ゴミだけど俺はお前には笑っててほしいな。お前が苦しんでるのはやっぱ見るのやだな。俺が笑わせてやれれば一番いいんだけど。」
素直じゃない私はその言葉に「全然平気。私は苦しんでない。」と答えた。
今は一人がいい。
彼に今よりかかるのはただ利用しているだけ。
確かにずっと利用してた。
でも今はできないよ。。。
彼といてもいつも違う顔を思い浮かべているから。
あの人のことをことごとく傷つけて、もうきっと一生会うことはないだろう。
声ももう二度と聞くことはないだろう。
ふとした瞬間に思い出すあの人の笑った顔。
しぐさ。
声。
話し方や声のトーンがその時その時違ってたり、付き合い始めた頃こんな話し方だったなぁとか、深くなってきたあの頃はこんな感じでいつも話してたなぁとか、怒ったときの声、照れた表情、泣いた顔・・・。
ふとした瞬間フラバッて日を増すごとに思い出す時間は長くなって・・・。
彼といるのがつらくなった。
ボーっと考え事をしているとき私は爪を噛む癖がある。
つい最近知った癖。
彼が指摘したんだよね。
隠し事や嘘がとても簡単にばれてしまうらしい。
あの人にも言われたな。。。
とことん自分を追い詰めて生きていこうと思っている。
今まで目の前の現実からさんざん逃げてきたからね。
大切なものを守るためには戦うしかないこともようやく少し気づいた。
守ろうとしているようでしてなかったの。
結局自分の身を守ることで精一杯だった。
強くならなくちゃ・・・。