ここは コパン遺跡の ヤシュ・パサフ王の宮殿といわれる場所。非常に静かで誰もいません。ツアーと違って 周りにカメラを持って歩き回る旅行者は映らない。個人旅行のよさは このような誰もいない廃墟という雰囲気を味わえるっていう部分ではないかな。

風がそよぐと 木々から葉がハラハラと落ちます。葉が落ちる音だけが聞こえる。ポエムなんか作ってみたい衝動に駆られるくらい ロマンチックだ。しかしふと横を見ると 一人のおっさんが 一生懸命 落ち葉をあつめはいている。でもはいたあとから どんどん葉が落ちる。
私たちから見れば 非常に趣のある光景だが おっさんからすれば 掃除しても掃除しても永遠に終わらない こ憎たらしい木々に思えるかも・・

いや・・・ちょっとまてよ・・・ラティーノのおっさんは 日本人のように ここをきれいにお掃除しようと思ってるだろうか。もしかしたら お日様が出ている間は ほうきで落ち葉を集めればいいし しんどくなったら休憩すればいい。くらいにしか思っていないかも

そうか!きれいにしようなんて傲慢な考えかもしれない!

この無意味に思えるお掃除も しなければ 遺跡は自然に埋もれてしまうわけで それを地味だが 自然にちょこっとずつ 遠慮しもって人間の手を入れる。そんな感じか・・。そう考えれば一生懸命地面をなでているおっさんまでも とってもロマンチック(Muy romantico ムイ ロマンティコ)に見えてきたぞ!

もし皆さんが コパン遺跡に訪れる機会があれば ぜひ 木の葉を掃除するおっさんを探してみてほしい。