お宝鑑定といった番組があるけど。

どうしたら、物を鑑定するだけの知識や審美眼を持てるのかと、考えてたの。

そして一つの答えは、本物を見続けることだということを知ったの。

私は残念ながら、絵心が無くて、コンプレックスとも言えるのだけど。

 

その元となったのは、小学校に入りたての頃に、友達の書いた漫画絵の一枚だったの。

上手だと思って、真似てみるけど、どうしても同様に描けない。

私にはいわゆる、デッサン力が無いことを知ったの。

絵画は視覚的な記憶力だとの、答えの一つを知ったのは、ずっと大人になってからのこと。

 

ただ、自身の才能を完全自己否定を止まっていられるのは、コンクールでの入賞

のおかげなのだけど。

微かにあるのは色彩感覚や、デザイン感性だと思ってはいるの。

それでも、いとこの才能には比べようの無いものを、子供心に思い知っていたわ。

 

ブランド品の鑑定力は、どうして得られるか。

それも本物を見続けること。

古物品も本物を見続けて、僅かな違和感を見い出す。

それゆえに評価の根拠にすることが出来る。

 

ラーメン屋1000店食べ歩き。

そんな人が、ラーメン評論家として、ものを言う。

1000店食べたからといって、あなたの舌は大丈夫なのと、味覚に対する信頼に穿った見方をする私だけど。

ラーメンには本物とかは無いし、逆に全てが本物だから。

 

 

  

そんなことも考える、私なのだけど。

昔、ホテルオークラのチーフソムリエとかいった、幾人かのスペシャリストに接する機会があって。

どうしたら、その地位を得られたのかと、考えてみたことあるの。

ワインの知識を得るためには、本物に常に触れる環境にいること。

 

料理人もそうね。

中華でもフレンチでも、高級な食材と技術に接して、一流の調理人が出き上がる。

そういう観念があって、時に世の中の造語に、抵抗を感じるものがあるの。

ニューハーフって言葉もそうなんだけど、その話は、ひとまず置いといて。

 

野菜ソムリエとか言うの、なんじゃソレって思ってしまう。

イメージしやすい、素敵な言葉?

日本酒の味の専門家は、利き酒士と言い、それで良い。

ソムリエの語源を考えれば、野菜と結びつけるのは、あまりにも乱暴すぎるわ。

 

私の中では、野菜ソムリエというのは調理師免許ほどに、意味を持たない。

ついでと言ったら言いすぎだけど、昔に便宜上、試験を受けて取得したけど。

野菜に関する知識を知ったところで、野菜そのものを知らない。

農家の人は、植物であり食物であり商品であることを知っている。

 

資格というものが、何らかの意義を持つとき、それは最大限に武器として役立つことを思うのだけど。

私は農家の方々ほど、野菜ソムリエというレッテルを、役立たせたら良いのになあと思うの。

今さらながら、野菜知識者でもあるまいに、という反応が健全ではあるけど。

 

自家畑ブランドというものが、店頭で消費者に注目されているわ。

「今さらながら、野菜ソムリエを勉強して、農作物に取り組んでいます」なんてね。

というのも、一般の人はレッテルに騙されやすく、イメージに流され易いから。

私の戯言だけど、販促策としては、面白いのでないかしら。

 

 

 

 

・・・ここまで書いて、更新UPせずに、置いといたのだけど。

お昼に目覚めた私は、テレビの音で目覚めて。

だって私、テレビっ子なんですもの。

苦も無く、垂れ流される雑種な知識が得られるもの。

 

起き抜けに、一つの知識が私に。

和食の革命児 HAL YAMASHITA 東京の山下シェフの紹介。

その考え方に大共感したの。

簡単に言えば、素材の本来の味を生かす調理ということ。

 

例えばリンゴは酸味と甘味の二つの味覚。

ウニは甘味と苦味。

おおまか二つの味覚要素で構成される。

私たちの味覚は、せいぜい同時に三種類の味を識別することしかできない。

 

上手に言えないわ。

私は、いろんな味覚要素を足し集めることで、美味を作り上げるという拘りがあったの。

中華もそうね。フレンチもソースが命。

もちろん、食材を大切にするのだけど。

 

でも山下シェフの考え方は、もう一歩踏み込んでるの。

仮に生トマト嫌いな人がいたときに、私は本当のトマトの美味しさを知らない人だと思うわ。

ビニールハウスで、もぎたての物を食べた時、子供心に本当に美味しいと思ったもの。

絶対、美味しいものは誰が食べたって、美味しいはず。

 

彼も、その味のことを例に出してたけど。

同じキュウリでも、生命力をまだ温存しているものと、そうでないものがある。

その違いを目に見える形で、分かり易く説明してくれたの。

トマトにはトマトの甘味と酸味があり、キャベツにはキャベツの。

 

そんなこんなで、へんなおんなアンナ。

・・・とりあえず、中途半端でまとめられないけど、時間が無いから更新しておくわ。

昨夜は、知人のNHのお店のオープンで、お店の子たちと開店祝いに行ってきたわ。

そのことは機会でもあれば、また書くわね。

 

そういうわけで、開店時間を遅らせたのだけど。

お電話で問い合わせ下さったり、見合わせたお客様、ほんとうにゴメンナサイ。





野菜 利き酒士 フレンチ 

本物を見続ける

音楽 農家にとって野菜ソムリエはあるまいに