「・・・だめ。そんなのダメよ。」

私のクレームを、ものともしない尊大な態度。

「ひどいじゃない。人を何だと思ってるの。

オカマだと思って、馬鹿にしやがって。冗談じゃないわ。」

険悪な雰囲気。ヤバイ。 

私は怖くなって、手下に命じた。

「あなた達も何か言ってやってよ。」


言っていい事と、たまには言って悪い事だってあるのよ。でしょ。 

機関銃のような、オカマの口撃。

「ちょっと、もういいわよ。スケ子。カク子。」

 

「ええ~い。控えおろう。 この方を何だと心得る?

恐れ多くも、先の副小岩市長、松丸アンナにあらせられるぞ。

頭が高い。」

「だから、言ったでしょう。人を何だと思ってるのって。

だってね、私は副小岩市長よ。」

「恐れ多くございます。

でも拙者、悪行の数々と言われても、何のことやら存じません。」

「なに言っちゃってんの。舌を切るつもりね。」

 

「そんなこと、ないですよ。 たぶん勘違いです。

副市長さま、知らぬこととは言え、ゴメンネ。

でも、あなた様が、まさか副市長様とは。

本当に、ホントですか?」
 

「マジにマジよ。

でも、話せば分かるんじゃないのヨ。

・・・・でも、アタシなんかが副市長になって、ゴメンネ。

ひょんな事から、市長とデキちゃったからさあ。

今度お店にも、おいでよ。 濃厚サービスするからさあ。

覚悟おしっ。」