スカートフェチと自分に言い聞かせて、女の子になりたい気持ちをずっと誤魔化していました。

スカートをはくだけで、わたしの心は満たされます。
街を歩いている女性のスカートを目で追ってしまうほどに・・・。

女性は、いつでも、どこでも、スカートを堂々とはけるので、羨ましいです。

 小学校時代


女子は、ブラウス、リボン、スカート。
ブラウスのボタンは、左にあります。
服装が違うだけで、こんなにも別世界に感じるのはわたしだけでしょうか?

向こう側の世界は、とても遠くに感じました。

姉は、学校の部活で遅くなることが多かったです。
母も夕方まで帰って来ないので、学校から帰ると、わたしだけの時間を過ごしていました。

ひとりになると、スカートをはきますニヤリ

姉のスカートをはいて、女の子になりたいと、神様にお願いしました。
今から考えると、なんともお恥ずかしい話です。

細心の注意を払いながら、玄関からマンションの階段まで行ったり来たり・・・。

人に見られるのが怖くて、スカート姿で歩くのは、マンションの敷地だけ。

鏡に映ったスカート姿の自分を眺めたり、家の中でランウェイしていました。
女子の気分になれるので、幸せな時間でした。

 中学時代


二次性徴の頃から、理想と現実のギャップに戸惑って、あきらめに似た絶望感を抱くようになりました。

周りの男子は、大人への階段を登り始め、大人の営みのことを話しています。
わたしは、違和感を感じていました。

わたしが通う中学校は、ヤンキーが多くて、怖かったのを覚えています。
カツアゲは日常茶飯事。いわゆる荒れた学園生活でした。

強くないといじめられるので、男として強くなることを望みました。
女子になりたいけれど、男社会で生きていかなければならないので、仕方なくです。

目つきと度胸だけは、鍛えられました。

 高校時代


高校生になっても、スカート姿になるのが日課でした。

雨が降ると必ず、スカートをはいて外に出かけます。

雨の日は、傘で顔を隠すことができるからです。

高校のブレザーに、姉のスカートを合わせて・・・近所を少し散歩します。

ズボンをスカートに変えるだけで、女子高生っぽくなれました。

3年間、部活だけは頑張りました。

いくら食べても、ほとんど体重が変わりませんでした。代謝が良くて、運動量が多かったからかもしれません。

 大学時代


大学生でも、スカートをはいていました。
生地が、ふとももにあたる感触。
さらさらした裏地も、癒されます。

スカートの肌ざわりは、とても言葉にすることはできません。

本当のわたしになれた気分で、充実した日々を過ごせました。

わたしの「スカート好きおねがい」がトランスジェンダーの原点なのかもしれません。

ブログを読んでくださり、ありがとうございました!

カレイナでした〜♪