「男女はこうあるべき」という染みついた考えは、なかなか払拭できないものです。

社会生活上のほぼ全ての場所で、男女どちらかの人間として存在することを求められています。

しかし、男女二元論では、個人の本質を理解することはできないのではないでしょうか。

ひと昔前よりも、性の多様性への理解が深まったかもしれませんが、偏見は、まだ根強く残っていると思います。

男女で分ける社会が、今後どうなるのか。

性的マイノリティ側が、権利を主張し続けることで、未来は変わってくると、わたしは思います。



まずは、
正しい知識を学び、お互いを認め合うこと。

つぎに、
誰もが、それぞれの性自認や性的指向を持っていると理解すること。

そして、
多数派と少数派の間には、そもそも認識のギャップがあることに気づくことが肝要です。



声を上げ続けることで、トランスジェンダーへの理解が少しずつ深まれば、お互いに住みやすい社会が実現される日もそう遠くないのではないでしょうか。