中学校で3週間にわたり,英語の教育実習をしてきました
教員免許を取る場合には,必ず教育実習が必要です。
生まれて初めての体験でしたが,先生や生徒からもらう言葉に励まされながら頑張ることができました
今までは,生徒からの視点で先生を見てきましたが
立場がひっくり返って教えることになったとたん・・・
伝えることの難しさを実感しました
今日は,教育実習を通じて学んだこと,「2つの新しい発見」について書こうと思います。
①英語教育の変化
②生徒指導:授業指導=80:20
①英語教育の変化
中学校英語は7年前と比べると,コミュニケーション「聞く・話す能力」に力を入れていました。
また,日本文化の紹介やホームステイなど「国際交流」の分野を重視したテキストに変わっていました。
たとえば,クラスルーム・イングリッシュ(先生からの英語の指示やコメント)が多く使われています。
○○は英語で何と言うでしょう? How do you say ○○ in English?
褒める時も英語です! Well done! Great! Perfect!
新しい文法事項を学んだ際に,複数の絵を見せて状況説明の練習を繰り返します。
会話で使えるような「実践的な英語」を学べる機会が増えていました。
一方で・・・リーディングやライティング能力を鍛える時間は7年前の教育方法に比べれば減っています。
受験英語も新たな教育に沿って変化しているのでしょうか?
小学校でも英語教育が導入されることが決定し,コミュニケーションを重視した教育はますます進んでいくはずです。
変化に対応すべく,英語教育の成果について定期的に分析していくことが重要だと思います。
アジア25か国中で日本の英語能力の低さはアジア最下位。 ※1
TOEFLスコア平均が498点であり(1997年時)国全体として,英語教育の成果調査は取り組むべき課題であると考えます。
②生徒指導:授業指導=80:20
教育実習では,「研究授業」というものが最後の週にあります。
校長・教頭・担当教科の先生方が,実習生の授業を見て意見やアドバイスなどをして下さいます。
その研究授業に向けて,実習生は反省を活かした授業づくりを毎回行っていきます。
生徒の名前はもちろん,それぞれが何に興味・関心を持ち,どの分野が苦手なのかなど
情報を徹底的に集めて,生徒とコミュニケーションをとります!
生徒は自分のことを覚えてもらえてるということで,授業がどうだったとか
いろいろコメントをいってくれるようになります。
このコメントが,次回の授業をどうすべきか,非常に重要な情報なんです。
プレゼンの時に,まずは相手を知ることが大切なのと同じことですね。
授業よりも、人との関係作りがカギ
になるということを実感しました。
※1 鳥飼玖美子
『TOEFL(R)テスト・TOEIC(R)テストと日本人の英語力
資格主義から実力主義へ』[2002]