朝の5時、目が覚めてしまった。

いつものパターンだが、
延ばし延ばしにしてきた姉への電話、
でも、逃げるわけにはいかない。

朝の5時、、、日本は夜の7時か、、、ちょうどいいかも、、、

「もしもし ああ お姉さん? わたし。」

「ああ、〇〇。 早いね。そっち今何時?」

「朝の5時過ぎ。目が覚めちゃったからかけたんだけど、
どう お父さん? もうカメラ取り付けた?」

「カメラはまだだけど、二階の私たちの部屋には新しい鍵付けたよ。」

「ああそう。それでも良かったね。で、お父さんどうしてるの?」

「謝ってばっかりいるよ。私、もう忍耐しないで一々言うことにしたから。」

「ああ、そう。」

「この前、取っ組み合いのけんかしたこと言わなかったっけ。」

「聞いたと思うけど。」

「お父さんの力弱くなってたね。本人もそれを自覚したみたい。

お父さんが、お前はそんなに俺が憎いのかって聞いてきたから、

憎いに決まってるでしょ!って言ってやったよ。」


姉は若いころからギャンブル狂の父のためにサラ金に借金を返し続けた。
ギャンブル、酒乱、自己中の見栄っ張り、嘘を平気で付く、家族の物を平気で盗み物を傷付ける。
追及すると知らぬ存ぜんで逆切れ。
極めつけは脳溢血で半身不随になった母(9年前に他界)に対する精神的な苛め、、、言ったらきりがない父の罪状の数々。

昔は両親の離婚なんて考えも及ばなかったが、
離婚した方が良かったかも、、、、
昔は離婚しても父に見つけ出されるという恐怖があって離婚のアイディアを打ち消していたけど、

母と姉と家族三人の方が別の苦労があったとしても、そちらを取るべきだったのかも、、、と
けっこう真剣に思っている。