優しさを胸に抱いて
という曲の歌詞の中に
こんなフレーズがある
「色も褪せない恋に巡り逢った不幸を
音もたたないページに浮かべたまま
キミ以外誰も愛せないよと云わずにいたよ
愛 語らず恋だったボクらを抱いて」
言葉の意味はわかるけど
昔はこの感情が何一つわからなかった
年齢が経ったいまやっと理解できた
この4行のフレーズだけで
どれだけ相手のことを愛していて
相手のことだけを想った優しさなのかが
身に染みてわかる
自分のエゴも少し含まれているけれど
一緒にいると傷つけてしまうだけだと
そう思って身を引いているように思う
この曲のここのフレーズにきたときに
一気に涙が溢れ出す
そして追い討ちをかけるように
「あの日夢見た二人の世界守れなかったよ
キミの涙見るたびに切なくて
キミ以外誰も愛せないのは分かってたけど
今までの優しさ胸に抱いて」
こんなこと言われると
胸がぎゅーっと締め付けられる
少しだけ大人になれたのかな